火災報知器

俺にとっての唯一無二。

白梟

青春 完結
11分 (6,364文字)
唯一無二の友達。

16 219

あらすじ

人生で3回目の転校をした。 そこは火災報知器がよく鳴る学校だった。 これは、同級生の頼唯と俺の、少し変わった夏の話。 「もう一度、アイツに逢えるなら…」 彼が火災報知器を鳴らす理由とはー…

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感想・レビュー 6

青春の一ページ。

火災報知器と、登場人物のとの関係性が最後に分かったときはドキッとしました。伏線回収が秀逸です! 主人公は幻影を見たのか? それとも、幼い頃は誰にもいるというイマジナリーフレンドなのか? 頼唯くんの正
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アイテムの使い方がお見事。

2人の会話が今目の前で繰り広げられてるんじゃないかと思うぐらい自然でした。 伏線の張り方もいやらしさがなく、ここでこう来るかと思いました。 火災報知器をキーにした、爽やかな青春の物語。 切なくともど
ネタバレあり
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本当の友情、色褪せない青春。とは正しくこの事。

どうにも若い頃は、友情の縁の切れ目を環境に依存させてしまう事が多い…というのは身周りでよく見た光景で、それが当たり前だと思う人も多い。転校してしまえば他人、という感覚はクラスが変われば他人、という感覚
ネタバレあり
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