受賞

懐中時計の思い出

その時計屋に行けば、過去に戻ることができるんだって。

夏木 蒼

12分 (6,916文字)
久々に楽しく書けました

  34  183

あらすじ

奇跡の町、エブリスタウンにある小さな時計屋。この時計屋には、「過去に戻ることができる」という噂がある。 父の形見の懐中時計を修理するために、時計屋を訪れた良樹。過去になんか戻れるわけがない、と思って

目次 ・ 全6エピソード

19ページ

もっと見る

感想・レビュー5

おぉっ!

おかやんが描いたたった一枚のエブリスタウンのマップから、こんな素敵な物語が紡がれるとは! 悲しくて寂しくて辛くて、そんな感情でいっぱいの主人公が、懐中時計を通じてその固まってしまった感情を溶かしていく……。 最後は、続きを想像させる終わり方で、まだまだ読みたいと思いました。 それにしても、どうやったらこんなふうに奇跡を描写できるのだろう? 語彙力も表現力もうらやましいほど溢れています。 いい物語をありがとうございました♪
3件1件

懐中時計が刻むもの

この度は、エブリスタウン冬物語イベントにご参加頂き、本当にありがとうございます😊。 「過去には戻れない」、この店主の一言がずっと最後まで響いてきます。時計が刻むものは時間だけでなく、ともに過ごした思い出たちをもしっかりと刻んでいきます。 父親に対する主人公の凍りつき固まってしまった思いが、時計が動き出したことでまた暖かみを取り戻し、それを母親に報告する姿を想像するとこちらまで嬉しくなります。 奇跡は必要な人に、必要な形で現れる。奇跡の降る街エブリスタウンのもう一つの形ですね。 素晴らしい作品をありがとうございました♪
ネタバレあり
4件1件

えーめっちゃ良かった。めっちゃ良かったぁ!

どこからが奇跡で、どこまでが日常なのか。 その境界があいまいなのが、なんかすごい!(語彙力) いいお話やったぁ。これも本当にいいお話やったぁ。 時計っていいな。 丁寧に使っていけば、長く長く、褪せることなく大事にそこにあることができるから。私もそういう風にモノを大事にしていきたい。 本当に大事なものは、大事にされてるから、大事になるのかもしれない。 最初のやさぐれ主人公が、時計屋の中で通して描かれる変化に、読んでるこっちまで愛おしくなってくるこの読後感。 目頭が熱いぜ……マジで。 素敵なお話やった。もう、すごく素敵なお話やった! マップ描いた身としては、「そういう見方も出来るのねーん」という気
4件1件
もっと見る

この作者の作品

もっと見る

この作品を読んだ方は、こちらの作品も読んでいます

結果発表した公式コンテスト

もっと見る

お得に読めるエブリスタEXコース

書きたい気持ちに火がつくメディア

エブリスタ発の人気作品まとめ

5分で読める短編小説シリーズ