受賞

懐中時計の思い出

その時計屋に行けば、過去に戻ることができるんだって。

夏木 蒼

12分 (6,916文字)
久々に楽しく書けました

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あらすじ

奇跡の町、エブリスタウンにある小さな時計屋。この時計屋には、「過去に戻ることができる」という噂がある。 父の形見の懐中時計を修理するために、時計屋を訪れた良樹。過去になんか戻れるわけがない、と思って

感想・レビュー 5

おぉっ!

おかやんが描いたたった一枚のエブリスタウンのマップから、こんな素敵な物語が紡がれるとは! 悲しくて寂しくて辛くて、そんな感情でいっぱいの主人公が、懐中時計を通じてその固まってしまった感情を溶かしていく
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懐中時計が刻むもの

この度は、エブリスタウン冬物語イベントにご参加頂き、本当にありがとうございます😊。 「過去には戻れない」、この店主の一言がずっと最後まで響いてきます。時計が刻むものは時間だけでなく、ともに過ごした思
ネタバレあり
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えーめっちゃ良かった。めっちゃ良かったぁ!

どこからが奇跡で、どこまでが日常なのか。 その境界があいまいなのが、なんかすごい!(語彙力) いいお話やったぁ。これも本当にいいお話やったぁ。 時計っていいな。 丁寧に使っていけば、長く長く、褪せるこ
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