仄映ゆら

思わずため息が…

冒頭から好奇心を掻き立てられ、切なく、虚しく、恐ろしく、短い作品でありながら、心にぎゅっときて、すごい…と思わずため息がもれました。 素敵な作品をありがとうございました!
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仄映ゆら

水って…

ひんやりと冷たい温度を感じる掌編小説でした。一つ一つの言葉が美しく植え付けられていて、読み終わったあとの余韻が、しばらく体を離れない…。女生徒や彼の存在について想像力を掻き立てられます。タイトルにもな
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仄映ゆら

アンバランスな怖さ

大人たちの重苦しいさま(だけど言葉は子ども向けに柔らかいの)と、絵里ちゃんの純粋で明るい振る舞いの、アンバランスさに、ゾッとしてしまいました。絵本のような、リズミカルな文体で、トントン拍子でみんな死へ
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仄映ゆら

はじめの一節から面白そうな予感が…

「生まれて間もないから人間の常識はよく知らない」「犬小屋に対して「広さは1L」という表現は普通はしない、とは思う」というはじめの一節から、一体どんな話なんだろうと、物語に惹き込まれました。全体の、座敷
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仄映ゆら

独特の世界観

ふんわりしているような、キラキラしているような、不思議で、ユニークな世界観に夢中になって読み進めました。月を介して出会う二人の語り合いが楽しく、特に「ノンフィクションよりフィクション! リアリティより
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この作品は非公開になりました

仄映ゆら

語り口が楽しい

語り口がユニークで、冒頭から作品の世界観に惹き込まれました。鼻がいい、ということをキーにして、物語が展開していくのも楽しかったです。それぞれの登場人物の人柄や行動が個性的に書き分けられているためか、短
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仄映ゆら

比喩表現が素敵

たくさんの比喩が散りばめられた作品で、どれもオリジナリティのある表現で面白かったです。 恋愛をお鍋に喩えるという発想も素敵で、冒頭部分の主人公の冷えた心、最後の色々な想いが溢れてきた熱い心が、文章に現
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仄映ゆら

発想が素敵

昔大切にしていたオルゴールのバレリーナが、突然主人公のもとに現れる、そして現実世界で人間として生きていくというアイデアが、独特で面白かったです。現実と空想が織り交ざったような不思議な世界観も心地よく、
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仄映ゆら

冷えていく心の描写が素敵

恋人ができた大学生の瑞々しいお話かと思いきや、恋人と友人に裏切られ…という、どろりとシリアスなお話、面白かったです。主人公の冷えきっていく心の描写が細かく、リアリティを感じました。 人間って、恐ろしい
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この作品は非公開になりました

仄映ゆら

服っていいな

トピックにコメントくださりありがとうございました! 楽しく拝見しました。アンティークショップの様子や、服についての説明の部分、わくわくしましたし、燕尾服やスーツの位置づけも、異世界独特のもので、面白か
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仄映ゆら

一歩踏み出す

恋人を失って自暴自棄だった博啓が、緑沙の宿った人形と過ごすことで、生きる気力を取り戻すさまに、ぐっときました。人形とのやりとりがコミカルで楽しく、会話が生き生きとしていて、そのスピーディーな展開が、1
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仄映ゆら

切ないけど、胸が温かくなりました

小さい頃の初恋を大切に秘めてきた主人公と、罪悪感を抱えながら、それでも主人公の隣に居続けた依里、二人ともとても愛おしいです。依里が事実を告白する場面で、「みんなが忘れた一人の男の子」の存在がパッと浮か
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