白の絶望感が凄まじい

『一枚の壁の色を”刷毛”を使って別の色に塗り替える』 一体何故そんなことをしなければいけないのか、最後のページに描かれているその意味に気づくと、一気に絶望感が襲ってきます。 白色の壁をイメージすれば、
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テンションが高く、笑いを堪えるのに必死になって 口角が中々戻らない現象に襲われました(笑) いやはや、中々に楽しませてくださる作品でした。
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純粋な恋の感情は、まさかの付喪神でさえ味方に付けるとは…… 低級とはいえ、神を味方につけた峰元佳代子の物語は楽勝ッ! と。 そう思った矢先に、予期せぬ未知の情報が飛び込んで最悪な結果になりそうになった
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『何事もほどほどが一番だ』――だと。 そう言われていても"恋愛"に関しては、それは当てはまらないようですね。 求め過ぎず、与え過ぎず。 そうしていたのに、それでも将来のことが不安になってしまったと。
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私も似たようなことが起きたので、最初読んだ時は 「……あれ、これ私の話?」と思ってしまいました(笑) やはりあまり世間に出ないだけで、こういう話はよくある話なのですね。
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自分の何処が一番好き? ――と訊かれて。 だから――『温もり』だと答えたのに。 けれども、その一番好きな温もりは結局、『他の温もり』に取られてしまった。 そう――自分よりも別の温もりが気に入ってしまっ
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もしも本当に『宇宙人』がいたとして。 その科学力が、我々地球人の文明を遥かにしのぐものであるのだとしたら――それは。 今まさにすれ違った人。 今まさに視界に入った猫たち。 今まさに……今……今、と。
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本来在るべきはずのところにないモノ――けれど『足』はある。 互いに蹴り合い、そして楽しい想いをしたのは、自分だけではないはず。 その『何か』は恐らく……遊びたかったのでしょう。 だから『足』だけで、蹴
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綺麗な部屋に住める――それは借りる当人にとっては嬉しい限りのことでしょう。 しかしながら――『美しい花ほど棘がある』という言葉があるように。 『綺麗な部屋』には、何かしらの棘が存在しているのです。 そ
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この世界で「怖い」と語り継がれる――『都市伝説』。 その内容は聞けば確かに「怖い」の一言に尽きるだろう。 だが――果たして、その全ての都市伝説が「怖い」と言い切れるだろうか? 我々はただただ、都市伝説
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手が届く距離――なのに、届かない。 とても近くにいるのに――でも、とても遠い。 そんな『ともだち』の寝顔――それはとても綺麗で、美しい。 だからこそ、いつの日か。 その『ぬくもり』を、いつか手に入れた
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『花子さん』という少女から花を貰う――それだけでおかしいと気づけば良いものの。 確かに子供ならば、花の一つや二つ、他人にプレゼントするだろう……という考えはあるだろう。 だが、そんな優しいことをするか
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夕暮れ――つまり『黄昏時』というのは、不思議なことが起こりえるものです。 それが例え――『人が消えるようなこと』であっても。 何故、人が消えるのか。 そして、何故人の影の中になにかがいるのか。 見えな
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悪人には必ずその罪を清算しなければいけない時がある。 そう、この男は今まで犯してきた罪を清算しなければいけなかった。 この電車に乗り、その罪を清算しなければいけなかったのに。 悪人はどうもこうして人の
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『夢』というのは良く自分が体験したことの再現、想像力によって生まれる、と言いますが。 それはただ理屈を求めた、理由を求めた頭のお固い人達が勝手に決めたもので。 実際の『夢』はとても不思議でたまらない世

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『本』というのは、様々な世界が描かれた物語の結晶です。 例えば――魔法や剣が登場するファンタジー世界とか。 例えば――まさか現実に起こることじゃないのか……と思わせるような世界とか。 そういう様々なも
知性ある人間は誰しもが『自分にとって都合の良いこと』を選ぶ。 それはクレーマーも同じ、自分にとって都合の良いことだから。 クレームを付ければ自分が相手より立場が上だと思い知らせることができ、更には謝罪
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魔法を持っていると自覚した時――彼女はその魔法を使った。 その魔法はただの一度も断られることもなく、必ず実行される。 まるで呪いのような魔法――けれども。 彼女はそんな魔法など、使いたくなかったはず
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長く閉ざされた蔵の中には鑑定すれば驚くような値が付く物があるだろう。 だが、それは無暗に自分の物にしてはいけない、触ってはいけないのだ。 それは何故か――閉ざしてある、それが理由だ。 そう、それは誰も

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『いつもあなたは先に行ってしまう』 それは何度注意しても聞く耳を持たない。 それが続けば、一体どちらが正しいのか分からなくなってしまう。 でも……あなたは最期の時ですらも。 私より……先に逝くのですね
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ただのたわごとと思って聞き流しても――ことが起きてしまえばもう遅い。 自分は『妖怪』に魅了されてしまったのだから。 ……無知と言うのは恐ろしいもの。 知らないというのは最大の弱点になり得る。 だから
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愛する人が死んだ――それはとても悲しいことだ。とても……とても悲しいことだ。 だからこそ、受け入れられないのも当然……だが。 それは死んでしまった相手も同じことだ。 だが死んでしまってはなにも出来ない
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大切な婚約者を無理矢理引き剥がされた挙句、別の男と結婚させられる運命になった彼女――それはとても辛い気持ちだっただろう。 だからこそ、彼女は自らの命を絶つ道を選んだ。 ……だが、その結果、彼女の元婚約
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タイトル通りに『人の皮』が出てくるこの作品。 本に使われていたのはその『人の皮』 主人公が体験したのは夢ではなく――その素材となった『人の皮』の持ち主の記憶ではないだろうか。 その光景を、その絶望を、
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運命――そんなものは人如きでは変えることが出来ない。 だから人々は『神様』という自身たちが創り上げた願望という概念に縋り付くが。 ――そんな美味い話など、ない。 確かに『神様』はいるだろう。 願いを
『甘いひととき』――それはタイトル通りの内容。 待つ時間――それは一秒一秒が永遠に感じられるもので。 けれどもその時間が愛おしい。 だからこそ――その時間が訪れた時! 『ソレ』は美しい状態で出来上が
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『待つ』――それは特定のなにかを待っている表現。 しかしこの作品の中の店主は違う――待つのではなく、『待ち続けている』 待ち続けるというのは一種の苦しみ、永い永い退屈な時間なのだから。 でも……それは
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下を向けば、そこには己が犯した罪の象徴である怨嗟の声が。 それは自分では到底抱えきれない罪の大きさ――だから下を向いてしまう。 でも……下を向いてばかりでは何も見えない、何も出来ない。 ならば空を見上
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強い恨みや憎しみが籠ったモノは何故か『永遠に残り続ける』という定石があります。 それはその人が抱いていた感情が未だに晴れないから――所謂『幽霊』と同じですね。 だからこそ、その日記帳は『全てを恨んだ』
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咲くはずのない花壇に毎日水を上げる男子。 それはある人との約束をしたから。 でもそれは絶対に叶わないと知っている、冗談だと分かっているはずなのに、『もしかしたら……』という思いでやり続けていたものの、
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