久里
雰囲気のよく出ている美しい世界観が、流麗な文体で綴られているお話。 「この世で一番美しいものとは」という官人の出したお題に主人公がどう答えるのか気になりながらどんどん読み進めてしまいました。 ラス
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久里
読み終えた瞬間、良い意味で背筋にぞくりと悪寒のようなものが駆け上がりました。 嫉妬、軽蔑、狂気…人間の持つ負の荒々しい感情をリアルに生々しく描ききっていて、この先どうなってしまうのだろう……と好奇心
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久里
多感な思春期の男の子。その鏡は、真夜中にだけつながって見えるのです。学園一かわいいと言われている彼女の部屋の様子が。 覗きといういけないことをしているという罪悪感にとらわれつつも、気になってついつい
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久里
オゾン層が消滅し、地表が直接紫外線にさらされる進入禁止地帯となった未来。人々は、地下に巨大な街を作り上げ、そこで暮らしを営んでいる。 気軽に空を見ることの叶わなくなった世界で、その蒼さに憧れた中学生
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久里
雨に濡れることで特殊能力を発動できる僕と、雨を引き連れてくる雨女の彼女が出会う物語。何事にも冷めている僕とおどおどしていて引っ込み思案だけどぴゅあな彼女のキャラクターと、田舎の学校という舞台が引き立つ
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久里
僕のことを弟として信頼しているからのお姉さんの無防備さ。 暗い衝動に突き動かされるも、忍び寄る現実の足音ではっと我に返る瞬間。 さらりとシンプルだけれども情景が浮かんでくる描写がとても好みでした。 切
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久里
最後まで読み終えた時、鼻がツンとして、胸がぎゅっと締め付けられたようになりました。 短い中に、切なさとあたたかさが詰まっている物語だと思います。素敵なお話でした。
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久里
軽快で読みやすい文体にするすると最後まで読み終えてしまいました…! 社会人ならば誰もが共感間違いなしの気まずい場面は思わずくすりと笑ってしまいました。いやあ、これは非常に気まずいですね…想像してみて
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久里
主人公が、気味の悪い元カレにあるものへと姿を変えられてしまうところから始まる本作。その突飛なはじまりに、良い意味で目が点になりました。笑 人ではなくなった彼女視点で綴られる冒険劇がスリルかつシュール
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久里
雨の日でも、オコノギさんの周りにだけは絶対に雨が降らない。 軽妙な語り口調の織り成すやわらかく不思議な雰囲気に、するすると一気に最後まで読み終えてしまいました。彼がその体質を生かしてはじめた商売や、
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久里
はじまりの平和な雰囲気から一変して、どんどん不穏になっていく空気に、この先どうなるの? と、読む手をとめられず、あっというまに最後まで読んでしまいました! 隣家に引っ越してきたのは、クリスチャンの綺
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久里
大失恋によって胸を痛めているヒロインが主人公。そのショックはとても深く、もうそれなりに良い歳をしているのに酒に溺れてしまうほど。 それでも、おわりは、はじまりでもあるのです。夜桜の下で、彼女には桜の
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