再スタートの物語

モラハラを受け夫と別れた和香。故郷に帰り母親として息子を育てながら、今後の事を不安に思う気持ちや働き口を探す苦悩が描写と重ねられています。 元彼である雄飛の優しさは和香にとって希望であり彼が営む造園業

流石です

聖ニコラスとヨハンの心情が痛いほど読者に響きます。親子ではない親子。近いようで遠い微妙な距離ではありますが、ちゃんと親を思う子、子を思う親であることが1ページめくる度に強いものとなっていく構成でした。

天使が見守る中起こる出来事とは。

リシュとソル、二人の天使が掛け合う冒頭。可愛らしいやり取りにほっこり展開かと思いきや、クリスマスに重要な点灯式の準備が大詰めな地上へと物語は変化していく。そこで登場した、珠紀さんとその仕事量に戸惑う健

12月1日の秘密。

物語は二人の男女が会うところからはじまる。恋人?それとも、付き合う前の2人?そんな小さな疑問から彼女が何故聡さんを呼び出したのかというのが徐々に、わかっていく。沙織はもう子供ではなく、大人になったから

広い宇宙で出会う2人がおりなす短編

進夢の出会った少女は宇宙船が壊れてしまった宇宙人。宇宙人のキャラがかわいらしくやりとりが軽快で、何気ないやり取りから展開される彼女からの本当の意味での"なぜ"や"どうした"に着目して読むとよりこの作品

微妙な年頃の女子を金継ぎに彩って描いた作品。

微妙な年頃の女子四人組。連れ立っていると不調和が生まれることはよくあること。人情の機微が細かく描かれていて繊細な描写が多く、自分に置き換えて読める方も多いのではないでしょうか。また、名前のチョイスがこ

現代にも辻斬りはいたそうな

この時代にも存在する辻斬り。 行き交う人の中に存在するその者達の流派は本人達が編み出した所業であった。 過分な描写はない。されど、これを読み終えて自分に置き換え、人は思うのだ。 「拙者も、いつぞ

これが【有月さん】なのだと思いました。

梓先輩は亡くなってしまっていて、葵先輩とは昔の恋仲で……なんて思っていましたけど。思っていた展開と全く違う物語の着地に、これが有月さんの作品だった、と気が付かされました。 この物語に答えはなく、ありの