時を経て変わってゆく、最寄駅までかかる徒歩の時間。 生き方、過ごし方、感じ方、目的、様々な理由で変わってゆく人生という名の道のりとしてのメタファーが心に染み込み、淡々と語られていることがむしろ主人公の

地の文の語り口調がとても心地良いですね。 主人公の足跡が、家族を含め出会ってきた人々とともに浮かび上がってゆく様子は、まさに天国への階段。 文法がどうの、句読点がなんだの、そんなことはどうでもいい。

終始読み心地の良い文体で、読んでいて安心感がありました。お話の構成も非常に巧みで、単なる恋愛ものとミスリードさせるあたりとラストの展開が綺麗に纏まっていて、この簡潔さで読んで良かったと思わせてくれる満

序盤から文体にクエッションマークを浮かべながら読み始めましたが、気付けばクスクスが止まらなくなりました🤣 作品としての構造も大変秀逸ですし、癖になる文体をここまで上手く作り出せるものか、と感心させられ

綿密に描かれていくストーリーには、設定、描写、展開、構成の全てに隙が無く、深層的好奇心をくすぐられ、ふんだんなノスタルジーを味わい、ホラー要素とちりばめられた謎が絶妙なエッセンスとなって、勢いよく読み

この小気味良さは中毒になる。 あまりにファンタジーでいてそれ以上にリアリティがある。 続きが見たい！それぐらいに、スタイリッシュな作品です。 読み終えるとタイトル名も味わい深いですね★☆

忙しなく張り合いの無い日常。誰もがそんな暮らしの中で自分らしさを見失う事があると思います。 当たり前から思い切って離れて、立ち止まってみる。そうすると、日々の暮らしの中でささやかな出来事ひとつひとつか

作者様の語彙力や造詣の深さの落とし込み方が非常に小気味良く、主人公の四苦八苦ぶりにクスリとさせられるユーモアもふんだんに含まれており、とても楽しく読めました。 ラストの締め方の潔さも良かったです(o^

描写に温度があって、違和感なく物語の情感がすっと入ってきました。 私がエブリスタで投稿した初めての作品が花言葉にまつわるストーリーだった事もそうですが、お話が紡ぎ出す読者の心への触れ方がとても爽やかで

私には、小さい頃からずっと一緒だった幼馴染みがいます。読んでいて、彼の事を想い出しました。 友情に理屈なんてない。わかっていたはずなのに、幼い彼女達の通い合わせる純真な心のやりとりに、強く、強く胸を打

まかろさんさん、こんばんは。Twitterの方で少しだけお話させて頂いた、ななせです。 ご紹介くださったエブリスタに、思い切って登録いたしました！ 可愛いばかりでなく、クールだったり、カラフルだったり