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雛姫

旅立ちの日、はじまりの日

少し早い少女の旅立ち。 それを見送る兄と、妹のやり取りは日常を垣間見させる、柔らかなやりとり。 言葉を紡ぐ。 少しのからかいの後の微笑み、溜息。 取り巻く空気が暖かさを運んでくるから、読んでいて少
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雛姫

運命の出逢い

少年の胸の奥深く。 白く冷たい世界に放り投げられた赤。 それは少年に熱を与え、キッカケを与え、解放するものだった。 たまたまこの日、少年は外の世界に触れた。 偶然出逢った可愛らしい少女は、閉じ込め
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雛姫

穏やかさと薄暗さと。

小学生のヒロ君が毎日のように訪れている、和久おじさんの家。 6つ上のトモ君は優しく、そのお母さんである桃ちゃんも優しい。 庭に植わっている夾竹桃は花をつけているらしく、そのヒラヒラした淡い花は桃ちゃ
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雛姫

蝉の鳴き声が響く真夏に、涼やかな音

涼やかな風鈴の音が、物語へと誘ってくる。 灼熱の日差しの中でなにげなく会話する男子中学生。 どこにでも見る日常のシーン。内容も平凡なやり取りで、珍しくはない。 しかし話を読み進めると、揺れる影が
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雛姫

儚く悲しい、けれど温かな物語でした。

「異端恋草紙」シリーズ第二段。 前回の「月紅心中」が大好きだったので、続編が読めて嬉しいです。 読まれていない方は其方から読むのをお薦めします。 読まなくても楽しめますが、前作も短編ですのですぐ戻っ
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雛姫

陽だまりのような彼女

『甘美な呪い』シリーズのヒロイン、理沙の親友の弥生が主人公のお話です。 最初にこの作品に辿り着いた方は、まず『甘美な呪い』『苦い蜜毒』を読んで戻って来て下さい。間違いなく面白さが倍増します。 それ
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雛姫
私を知って欲しい。 私を覚えて下さい。 私を忘れないで。 そんな独りよがりな感情から始まる冒頭に、私は逆に惹きつけられてページを捲りました。 ベトナムへと赴任してしまった片想いの相手を追い、仕事を
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雛姫
「どうして、その子なの?」 タイトルにもなっているこの言葉。 そして概要からもにじみ出ている「選ばれない自分」 なぜ自分じゃないのか、そういう葛藤がタイトルになっているのかな? 最初はそういうイ
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雛姫
恋というものを言葉でしか知らない少年。 揺らめく蝋燭の炎のようなものを、恋だと思っているのだとしたら、 安定しない揺らめきや、 いたずらな風で消えてしまう危うさ その灯りに魅せられる感情を、彼は理
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雛姫
クリスマス。 街中が騒がしく視界は煌びやかな特別な日。 白い雪が空から舞えば、誰もが特別な日を染める白い世界に魅了される。 けれど彼女はとうの昔に白い世界に魅了され、囚われている。 待ち合わせて並
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雛姫
いつもの日常。 繰り返される日常の一場面はふとした瞬間変化する。 傷をもった女性が恋をし、彼に癒され、気持ちを深めていく。 そして彼を知っていき、辿り着いたのは……。 多すぎず、少なすぎず。 それ
雛姫
主人公の真白が慕う律、そしてその双子の妹の理沙。 幼い時から一緒の3人の成長と恋を見守りながらも、主人公でありながら掴み所のない真白。彼がなにを感じ、なにを思っていたのか。 この作品の読者になった
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雛姫
王国の第一王子として生まれたシュギル。 才知溢れ、その姿は美しく、黒き闘竜と呼ばれる程。 誰しもが羨む非のない彼の運命を変えたのは、『身分違い』と言うにはあまりにもかけ離れた生贄の娘ルリーシェでした
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雛姫
800ページまで来ましたね お疲れ様です(^-^*) そして宗介君が帰って来てくれて嬉しいです。
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雛姫
夜の闇に無数に光る蛍の輝きは、空の星に似てる。 少年はその世界に感嘆し、願い事が叶うかと父親にはしゃいだ姿を見せる。 彼の願い事を忘れてしまう程、幸せに満ちたそのシーンはリアルなのに幻想的な美しさ
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雛姫
人は忘れる生き物。だから生きていけるのだと言います。 けれど刻まれた想い出は、大切だったからこそ鮮明に色付いている。 心に染まった色は、ふとした瞬間に思い出されて胸を締め付けるけれど、決して離した
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雛姫
他人は自分と違う。 生まれた瞬間から、人は平等じゃない。 それは必然で、でもだから自分にないものを美しく、尊く感じるのかも知れない。醜さすら美しさを知る術かも知れないように。 この作品には2つの物
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雛姫
私の葬式からはじまる物語。 死後どうなるか知ってる人はいない。 そういう意味ではリアリティがないのに、語られる主人公の置かれた状況はやけにリアリティに溢れていました。 薄暗いグレーの世界に、赤い果
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雛姫
連載開始したんですね(*´∀`)♪ 更新追うので頑張って下さいね
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雛姫
おおっ! ちっちゃい真白くん!!! 短編? 長編? わからないけど更新追うの楽しみです。 雪翅様有難う御座います(*´∀`)
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雛姫
失恋した2人が、再び恋を手に入れるまでの物語。 素敵でした。 関係を深める流れは自然で、互いに熱を交わして芽生えてく感情にも納得させられるものがありました。 失恋の特効薬は新しい恋、ですね。 素
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雛姫
純真な主人公、未由の想いは想い人に届く事なく、その代わりに1人の男性を捉えてしまいます。 蝶は美しい花を探し、青空を舞う。 自由な空を泳いで向かうのは、決して蜘蛛の住処では無かった筈です。 自らの
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雛姫
水の中から飛び出す蝶。 そんな姿が見れる湖が近くにあるという。 そんな光景を目にする事が出来るなら、私も誘われるまま向かってしまうでしょう。物語の中の美樹もやはり、誘われるまま湖に向かいます。 幼
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雛姫
学校という閉鎖された空間で起る、疎む感情。 皆が同じ想いなら、彼女にどんな扱いをしたって構わない。そんな事がなぜか許されている。違和感を感じてても自分の事じゃないから、余計な事には目を瞑ってた方が賢
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雛姫
読み始めた時、『もしかして?』そう思った。 嫌な予感と知りたい欲求。 それが私にページを捲らせ、その世界に引き摺りこんだ。 そうして読み終わった時、自分の感覚の正しさを確認し、複雑な気分になった。
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雛姫
幼い頃に見た、蜻蛉の姿。 姉を追いかけるようについて行く姿は、兄弟のいる方なら誰しも重ねる姿でしょう。 走り、迷い、見渡したその場所は、本当は何処だったのでしょうか。 姉の愛情が起こした奇跡のよ
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雛姫
白い羽根の彼と、ハナの出会い。 それを見つめる黒い羽根の彼。 天使と悪魔。 彼らをそう呼ぶのが正しいかすら躊躇する程の、静かで激しい感情を持つ2人がとても印象的でした。 ハナとの出会いがもたらした
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雛姫
イケメンの転入生。 突然の告白(?) 本気なのか冗談なのか、わからないまま混乱する主人公、みどり。 すっかり相手のペースに嵌ってしまい、引き摺られてしまうこういう感じ、おはこさんは上手いですね。
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雛姫
太陽のような眩しさではなく、包み込むような柔らかな支配が月にはあります。 短い詩の中には包容力のある彼と、それに甘えて満たされる彼女の姿が見えました。 彼女は彼を月のようだと表現していましたが、実
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