最後の最後まで誰が生き残るのか全くわかりませんでした。途中、麗奈ちゃんの過去が明らかになりますが、まさかあの人が麗奈ちゃんに酷いことをするとは想像もしておらず、さらに麗奈ちゃんの隠された秘密にも驚きま

1ページ目から、現代世界から、切り離され、雅なや世界へと、いざなわれます。業平と高子の和歌のやりとりが何とも、艶やかで趣があり、読み進めていけばいくほど、情景が目に浮かんできて、感情移入してしまいまし

出だしから、わくわくしました。ザーハが、愛嬌があり、可愛らしい！魔法のランプ的な要素があり、そこから出てくるのは男性のイメージでしたが、女性が出てくると、物語に華が添えられ、ハッサンに願い事を問うとこ

出だしから、映画を観てるかのような、演出に引き込まれました。二人の湊斗という存在が修一の頭の中で繋がって、修一がもう二度と湊斗を失いたくないという強い決心と覚悟、そして修一自身も救われる為に命を懸けて

ほぼ一気読みでした。続きが気になって仕方なくて、ページを捲る手が止まりませんでした。 次々と繰り広げられる展開に、自分がパリスとなって監禁されているかのような錯覚さえおこす、臨場感、またパリスの周りの

究極の姉弟の愛のカタチが、強く印象に残りました。それと同時に、今の日本の性犯罪への法律のゆるさにも一石を投じる、小説だったと思います。誰もがその性犯罪の被害者になったとしたならば、性犯罪者の死を望み、

この度は、朔良さんの覚悟の見える作品に、最初から最後まで釘付けでした。 登場人物それぞれが、小さな心のボタンのかけ違いから、沢山の辛いことや悲しいこと、忘れられない記憶を心に刻みながらも、ラストはそれ

エンゼルケア、僕も行ったことがあります。　 血色の失われた顔から、命を吹き返したような錯覚を覚え、目を覚ますのではないかと思うほどに穏やかで。死を忘れて、離れたくなくなるほどに生きているかのような鼓動

涙なしでは読めませんでした。途中、自身に重なるような場面もあり、時間をかけながら、心を落ち着かせながら、読ませて頂きました。切なくて、苦しくて、でも心に寄り添う、未来を感じられる物語でした。 秘密は、