のっけから絶望的で嫌な状況。 けれど特に怖かったのは、ラストの、失血死しないように処置を施す細やかな描写です。 これから本格的になるであろう拷問に、悪寒が走ります……！

誘拐ということは、身代金を払えば戻ってくる……？ と思いきや、誘拐したものはこの世から消えるので、『うわぁ！(絶望)』となりました。 『今日』を誘拐することにゴーを出した依頼人の心境が気になります！

難産の苦しみの果てに被害妄想に陥るのが、身に覚えがありすぎてヒェッとなりました。 やっと希望が見えたと思ったら、さらなる強大な絶望……キツいです！ 別方向の恐怖を味わわせていただきましたが、できれば遭

間違いなく『希望』に満ちた物語でした。 それの元となる感情がたとえ『狂気』に近い憎しみや復讐心でも…… 表面上のあたたかさと水面下の冷ややかさでゾクっとできて面白かったです！

オチがシュールで少し笑ってしまって、面白かったです。「やりたかったことってそれか！」と思わずツッコんでしまいました（笑） 冒頭から佐藤くんの人物描写が絶妙で、「この人ならやりそう」と納得しました。

語り手はお母さんのことを想っていたのか、それとも自暴自棄だったのか……と悩みましたが、お父さんも手にかけているので、おそらく前者だと思いました。 皮肉だけど容赦のなさが逆に好きです。

近い将来ありそうな気がする、まさにSFホラーでした。 『サービス終了』の6文字ですべてを終わらせる神の指先が無慈悲でサイコーです。 イラストの『指先ひとつでダウンさ！』というユアショックなコメントも秀

嫁入りや人々の祝福もですが、『毎日納戸の箪笥や床の下を覗くー』という謎めいた行為が怪談らしく不気味で最高でした！ 最後のひらがなでのモノローグ、既に囚われている感があってゾクリとして面白かったです！