空松かじき

名言飛びだす、ぶっ飛び不条理コメディ!?

 新社会人の皆さんには、ぜひ一読して欲しい作品です。社会で揉まれたら、この卵が言っていることがわかるはず。たぶん。  電車で乗りあわせたのは、しゃべる変な卵。主人公と繰り広げられる、筋が通っているよ
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空松かじき

身勝手の先にあるのは幸福か後悔か

 植物や昆虫の生態が語られ、そこにフィクションがうまく混じりあい、本当にこういうことが起こりそうだな、と想像させられ、おもしろかった。  この作品を読んでいると、人類は植物に対して接ぎ木や品種改良を
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ヌルヌル小説にドキドキ

小説にヌルヌル画像を載せる、という実験小説を彷彿とさせる作品です。※実験小説(前衛的な手法を用い、文学の可能性を実験的に追求しようとする小説の総称) 作品内に出てくるヌルヌル画像、最初の印象は、主人
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滅びゆく連鎖を断つには

 時空間への干渉により、世界が消滅し、それが連鎖して未来が失われる。この事態を断つため、時空を渡る能力を持つイツセがとった行動は……。  SF要素たっぷりで、難しい用語や説明も出てくる本作。それでも
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空松かじき

会話とシチュエーションから生まれるおもしろさ

 繰り広げられる会話から、深刻な気配を感じます。仕事を優先しすぎて家庭崩壊か? と思いきや……。  そういうことか! と納得させてくれる、いいショートショートでした。確かに、もう少しがなかなかですも
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ネタ探しあるある

 こういうネタできたか! と思わせる作品です。これはまさに探し物ですね。 『三行から参加できる 超・妄想コンテスト』に参加した書き手なら、だれもが陥ったことがあるであろう、あるあるがここに記されてい
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執着の恐怖

 淡々としているが、不気味な怖さを放つ作品です。サイコホラーというのを彷彿とさせます。  男友達から恋人の女の子と別れるための理由にされてしまい、その女の子から恨まれてしまった主人公。最初はそこまで気
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コラボに感謝をこめて

 またあのヒーローがやってきた! 相変わらずの不審者っぷりとありがとう攻撃。にしても、ありが○○って、いったいどのくらいあるのでしょうね。  表裏一体から憑依変態のギャグはおもしろかったです。この憑
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おもしろい考察

 読んでいて、なるほどなーと思わされました。 『あ』という音は表出しやすいという理由は、なにか思いだしたときなどに、あ! と声をあげちゃうのも一緒なんだろうかと考えました。自分だけかもしれませんが(
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新しいシリーズものの誕生!?

 繰りだされるありがとうの数々。なかには実在するものもあり……。アリが十匹で「ありがとう」は個人的に好きなギャグです。  不審者としか言いようがないのに、まさかのヒーローでした。いや、仲介人のほうが
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壁ドンからまさかの

 短くて笑えます。告白に失敗するのだろうなー、とは思っていたのですが、予想の斜め上でした。  唐突な展開に一瞬目を疑い、次に笑いました。それは気絶するだろうな、と。  一話これぐらいの短さで、学園
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秘密=愛情

 短いページ数の中で、母の美津と娘の花梨の関係性が変わる瞬間が素敵な作品です。  最初のほうを読んでいると、ニュースで流れる悲しい事件が脳裏をよぎりました。が、読み返すと、親の愛情が隠れていることに
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侵入者がいっぱい

 まず、タイトルの怒涛の勢いに笑いました。なかなかのカオスっぷりです。  泥棒とストーカーが鉢あわせ、そこへさらに何かもきて・・・といった感じで、スラップスティックに溢れる小説でした。何かの正体はネ
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おんやらいの深読み

 このご時世、老人会もオンラインで行われるよなあ。と、思いきやな作品です。  方言に思い違いや言い間違いが混ざり、カオスな展開が繰り広げられます。そこから生まれるちぐはぐ具合に面食らい、笑いました。
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冷たい彼。けど実は……。

 まず山内くんのキャラがいい! あと何分とカウントしていく姿は冷たいのだけど、どこかシュールでした。そこに語り手の『私』との温度差が加わり、笑わせてくれます。  最後には、彼が非常に優しい性格だとわ
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物件よりも怖いのは?

 なぜそうなってしまったのか説明されていない。ゆえに、怖さが増す作品でした。というより、説明されてしまうと、怖くなくなってしまう。  こう書くと、この部屋が恐ろしいようですが、この作品で本当に怖いの
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コメディでホラー

 もし吸血鬼が昼と夜のあいだに外出したらどうなるのか? その答えがここにある。  路地裏に寝そべる吸血鬼はシュールさを感じさせ、ふふっと笑わせてくれる。繰り広げられる会話もどこか抜けており、ほのぼの
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これぞSFと思わせる作品

 自分の中では、西東さんは幻想的SF短編の名手だと勝手に思っている。短編集を出版できるんじゃないか、とも。本人は否定するかもしれないですが。また、設定づくりもうまく、西東さんの知識の広さを感じさせる。
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不思議な泥団子

 新商品の社内プレゼンが行われており、それはなにやら夏休みの自由研究で使うものらしく……。  SFでもあり、ファンタジーでもある作品だと思います。  泥団子のプレゼンに頭がはてなになりましたが、読
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勢いのある野球小説!

 野球のルールが知らなくても楽しめる作品です。  大舘正平や星飛妖魔などのどこかで見たことある名前、繰り広げられる魔球(?)の数々に思わず笑いました。  ちなみに、一番は「重い昆布鱈~♪」でした。
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先に待つのは滅びだろうか

 侵略モノであると同時に、ポストアポカリプス的な面もある作品だ。彗星に潜んでいた種子(ウイルス)により、変異人類種が出現した世界が描かれている。  変異人類種の存在はおそろしい一方で、使えこなせれば
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十年前のことだとしても(ネタバレ含む)

 たとえ十年前で小学生でも、この内容は見つかると、気まずくなりそうですよね。必死で掘り返す姿を想像すると、思わず笑ってしまいました。  にしても、十年前の真相が気になりますね。  1ページで楽しま
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花ことば、の謎

最初読みはじめたとき、おじいさんの異変に恐怖を覚えましたが、そこからまさかの急展開に笑ってしまいました。まんまと騙されました。 まさか花言葉をあんなふうに使うなんて! とここなつさんの発想に驚きです
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ありえそうな話

 昔、似たような経験をしたことがあるので、共感しました。自分の場合、飾らなくなったら戻りましたけど。  主人公は(ネタバレ)にきっと魅入られたんでしょうね。  最終的には、とんでもない値段をつけら
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どんな様子だい?

 余命まもないと思われる男と、そのとなりで泣きじゃくる恋人の描写。そして、それを見守る男。そこに友人と思しき男が声をかけてきて……。  ミスリードに引っかかり、友人と思しき男が正体を現した瞬間、ぞわ
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読みやすい日常の謎

 日ごとに送られてくる薔薇と、その数が意味するのは? ミステリの中でも、いわゆる日常の謎に分類される作品です。  花言葉をうまく使ったミステリで、薔薇の花言葉の勉強にもなりました。さっくり読めるので

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美魔女恐るべし!

炊飯器のフタが陥没して開かなくっても美魔女は動じない。 開かないなら叩けばいいじゃないとばかりに叩く美魔女の姿に笑い、まさかの○○のコンボに笑い負けました。ってか、ドロドロ(以下略)したなら買え替え
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完結おめでとうございます。

相変わらずな二人で笑わせてもらいましたが、こうして完結すると少し寂しさも感じます。メイ子もそんな気持ちだったのでしょうか? なにはともあれ、宇宙人シリーズ第二弾完結おめでとうございます。旅に出た二人
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 言葉遊びに満ちた、おもしろいアイデアの作品です。 『絶体絶命の活け造り』やら『曖昧模糊のスイーツ』などなど。食べているのは四字熟語のはずなのに、不思議とおいしそうに思えてきます。中でも、日本酒の乾
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 パステルカラーの水彩イラストが似あいそうな作品でした。  見えないはずなのに、確かにいるように感じさせられます。優しさと温もりに満ちた文章は、耳もとでささやかれているような心地よさを覚えます。
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