翡翠の環(かん)

中国版の遊郭物です。

吾妻栄子

歴史・時代 休載中
32分 (19,024文字)

109 1,448

あらすじ

――清朝末期。 花街の一角で、遊女として暮らす十七歳の翠玉(すいぎょく)。 兄の形見である片方だけの翡翠の耳飾りが招いたものは……。 前日譚はこちら「女子無才便是徳(女は馬鹿な方がいい)」[lin

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感想・レビュー 5

 吾妻さんの作品は、一瞬でその場へと誘ってくれる不思議なパワーがあります。  このお話を拝読していると、雨の降る音や、部屋に漂う香の残り香、更には琵琶や二胡の音色が聞こえてくるようです。  主人公
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非常に美しく、 完成度の高い短編です。 清朝末期の遊郭で、 あまりきれいではなく、 愛想笑いも苦手な遊女の 悲しく貧しい人生が 淡々と描かれています。 まるで白黒の無音映画を 見ているよう
ネタバレあり
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空気。 匂い。 先ず文体から感じられるのは、それだ。 少しどんよりとして、芳しく漂おうとしつつも強(きつ)く。 当に娼屈の香り。 次に、色。 薄暗く黒に近い青。 そして音。 音程は高く、しかし微かな。
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