ハオエの海

どうせ死ぬなら、海の上がいい。どんなに寒くても冷たくても、海がいい。

かず

18分 (10,743文字)

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あらすじ

『ハオエ船頭』 それは片足の健一郎に残された、 漁師として生きる唯一の道だった。 ……………………… 『1万字小説を書いて「yom yom」編集長に読んでもらおう!コンテスト』 参加作品

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感想・レビュー6

ハオエの海。骨太な物語でカッコ良かった! 海の男の情熱と青春に何とも言えない色気を感じます。 まだ未読の方は是非一度ご覧下さい。
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 まず冒頭の1ページで主人公のルーツをテンポよく紹介され、主人公にも漁師の血が通っているのが凄く伝わりながら、メインテーマとする海を強く印象付けられています。 ニシン漁やソーラン節の説明もみっちり書いていらっしゃるのに、固すぎずに読みやすいのでスッと頭に入るのは、作者樣のセンスだと思いました。 地の文と台詞とで絶妙なバランスをもったキャラクタ文芸かもしれません!
ネタバレあり
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ソーラン節というのは、はじめの一節を口ずさめる程度には知っていたんですが、ニシン漁で歌われた作業歌だったなんて。 描写もとても巧みで、なんとも羨ましく思いながら、素直に感動していました。 高校時代に、文化祭で他のクラスがソーラン節をサラシを巻いて白の衣装で踊る、伝統的な曲調でのパフォーマンスを見て感動したのを思い出しました。 ハオエが仕事として、そんなに高給で雇われるものだというのにも驚きましたが、歌で統制をとるなんて、粋なもんですね。 古き良きは、形を変えたとしても語り継いでいきたいと、この作品を読んで改めて思いました。 素敵な作品です。 私は思わず、なんども涙を滲ませてしまいました。
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