父さん、美味しいりんごを剥いてくれよ

17歳の冬。俺は初めてその人に逢った――。

味志ユウジロウ

5分 (2,769文字)
僕の17歳の時の実話がベースです。味志作品最初の『泣ける話』。

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あらすじ

味志ユウジロウ、初の短編作品。 17歳の冬の出来事を俺は生涯忘れられない。 家族とは何か? 幸せとは何か? 懺悔と贖罪、そして赦し。 赦せない父親に対してつくことを決めた、優しい嘘。 それは同時に

感想・レビュー 9

読了しました

処女作ということで、いろんな想いを、ここまで文章にするのが 難しかったと思います。 いきなり兄弟を死という形で知り、多感な中で始めて泣いた父を見た。どんな事情がありどんな形で父は捨てた子供達を思ったの
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この作品から読んでしまいました(゚∀゚)

沸々としたモノを消化し、許すことで自身も重たい何かから許される(解放)と、感じてます。というか思います。  ※感想になってない?かな……笑; でも赤裸々な感動をありがとう♪
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とけ合う優しさ

衝撃的な告白から物語は始まります。 17歳の思春期の心には、到底受け止めきれない真実。 それに誰だって、親の泣く姿なんか見たくないものなはず。最初で最後だろうけれども、そんな姿を見ていた時の彼の気持ち
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