狂犬病

いつかこの狂った犬を、愛しいと思う日が来るのだろうか──。

鴻上 縞

BL 完結過激表現
2時間13分 (79,645文字)

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あらすじ

 東京の片隅、村上は、とある事情で小笠原と言う男の持つ小さな玩具店で働きながら、その小笠原の犬である八雲の家に居候として暮らしていた。  自由奔放で冷めた八雲と、生真面目ながらどこか斜に構える村上は意

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感想・レビュー3

知らなくてはいけない世界

子どもを持ち、育てていく中で、自分が子どものときに思っていた世の中とは大きく違う世の中があることを知りました。 親は子ともがかわいくて当然 親は子供を育てて当然 血のつながりがあれば・・・ そんな当たり前が当たり前でない中に身を置いている親が、子どもがいるという現実。 血のつながりよりも、他人の痛みを感じることで相手を思い、強く結びつけるんだと感じると、血のつながりなんてそんなに大したものじゃないように思えて、少し心が軽くなりました。 どうかどの子どもにも、たとえ親じゃなかったとしても、世の中を生きていくために必要な世界を見せてくれる人が傍にいる世の中になりますように。
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文章がとても秀逸で、「BL」というくくりでは読む人が制限されてしまいもったいないな、と思えるようなしっかりした文学作品でした。 謎の美青年・八雲に興味を持たせるような描写が秀逸ですし、主人公である村上にもなにやら過去が…。淡々とした日常描写をすすめながら、人物の生い立ちや事の全容が、少しづつ明かされていく過程を『これは斜め読みでは勿体ない』と思わず居住まいを正しながら拝読しました。 あと八雲の可愛さにすっかりやられました…(/・ω・)/ ページを繰る手がとめられないような作品に出会えましたことに感謝します。ありがとうございました。
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1ページ読んでみて、絶対面白いと分かりました。読めば読むほどにそれは増すのに結末までは見通せない歯痒さが、読者としては悔しくも嬉しい瞬間です。マイリストに追加させて頂きました。 他作品はこれからゆっくり読ませてもらいます。頑張って下さい。
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公開日2018/6/13

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