ひよこ日和

最後の日の空模様は、ひよこだった。

篠藤 ユウ

14分 (7,906文字)

25 2,265

あらすじ

ユベール少年の仕事は、悪魔の詰まった袋を「冷たい森」の湖に沈めて処分すること。 やたら可愛い声で鳴く悪魔の正体を、少年はまだ知らない。 翻弄される「ひよこ」たちの物語。 …… 超・妄想コンテスト「◯

感想・レビュー 3

人の業

ファンタジーな世界観を見せながら人を描く。 良い意味で裏切られました。この文字数でよくぞと思いました。 1番難しいだろう最後も良かったです(^-^)
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生命を考える秀作

世界観に惹きこまれます。 卓逸な言葉のチョイスと表現力に 物語の中の空気や温度・香りさえも感じられ 描かれていない部分までもが映像のように想像される巧みさ。 タイトルから想像される物語を見事に裏切られ
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かわいいタイトルですが…

ピヨピヨかわいいヒヨコの物語ではありません。ひんやりしたメランコリックな夢、そんな不思議な短編です。作家さんの独特な空気感が伝わります。
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