自縄自縛

隆さんが亡くなった。私の元夫。久しぶりに訪れた彼の実家。かつて私たちが暮らした家。そこで見つけたものは…

宇南

12分 (7,147文字)
「自縄自縛190325」に加筆修正を施しまして、妄想コンテスト「手紙」に出品させていただきます。よろしくお願いします。

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あらすじ

Twitterの人気ワードからお題をいただいて短編を書いております。 今回「自縄自縛」というお題をいただきました。 浮かんで来たのは女性の姿でした。夫と別れ、孤独に苛まれる女性。 恐らく、この世の誰も

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目次 1エピソード

感想・レビュー 2

ただ、哀れみを抱くだけではなくて……

この作品は宇南さんしか書けない。至極当たり前のことなのですが、長い年月を経てふと立ち止まる、そのときが元夫の死――この視点というのはメモワールのようになりかねないので、そこを創作されたのが宇南さんの筆
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幻想

人は分かりあえないものです。 ありがちな物語の『分かりあえる』というのは、100%自分の想いが伝わることです。自分の価値観を相手が丸飲みしてくれる事です。 自分が相手の価値観を丸飲みする事ではなく。