感想・レビュー一覧 6件

浮かばれないのは誰なのか ※ このレビューはネタバレを含みます

こんばんは(^ ^) レビュー失礼します。 最後まで読み終わり、また冒頭を読み直すと、あんまりにも浮かばれない――これは誰のことを語ったことなのか気になります。 ひとりの老婆によって淡々と語られる
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怖い……

人の闇がありありと出ている物語でした。 旦那も奥方も村の人も主人公も。 今ならば目をひそめてしまう出来事ですが、村社会とはそんな悪しき風習はあったんですよね……。 墓場まで持っていかなかったのは
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その時世ならでは、なのか。

共犯となるのは連帯感を生みますよね。 そこに不在である者の陰口を叩き合う事がなくならないのもその為かと思います。 老婆の語り口調が巧妙で、ふすまを隔てて聞き耳を立てている様な気分になりました。 だ
ネタバレあり
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ネタバレあります

淡々と騙られる懺悔は、自分の知らない時代の空気を感じることが出来ました。 御自分はお妾さんを何人もこさえていても、お内儀さんのそれは許せなかったのは、この時代は当たり前の事でしょう。 お妾さんへ自分の
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※この感想はネタバレを含みます

老婆の語り方がとてもリアルで引き込まれ、いったいどんな話が始まるのだろうと、ドキドキぞくぞくしました。 老婆の語りのみの描写でしたが、タイムトリップをしたかのように、しっかりと光景をイメージすること
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八岐の蛇を墓場へと

人とは、ある共通の秘密を知ったときに、なんとも言えぬ連帯感を得る。 たとえそれが、どんなに後ろめたいことでも。むしろ、人様には話せぬような秘密であればあるほど、不思議とその秘密のために特別な仲間意識
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