感想・レビュー一覧 8件

天井から見つめる愛

拝読いたしました。まず、冒頭の「木目の女は埋まっている」が素晴らしいなぞかけになっており、このフレーズはリーダビリティになるなぁと思いました。この設定でお話が進められるのか? とも思いましたがなんのそ
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もしも私が主人公だったら

どんな選択をするだろうか。 そんなことをじっと考えてしまった不思議なひととき。 作者様の頭の中にはたくさんの引き出しがあって、どれを出そうとするのか自由自在。 木目を中心に出してきた小説など、今までに
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怪異に引き込まれてしまいます。

お話のはじめからどんどんと引き込まれていきます。途中からはユウヤさんの世界さえ異次元のように感じられて、ぞくぞくしました。ユウヤさんの語り口、からっからに渇いていてそこがまた怖かったです……!見事な作
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この先、木目が気になってしょうがなくなる

意表を突かれつつも、丸く収まったかのような(よく考えると全然丸く収まっていない)心地よさが感じられました。 リズミカルに進んでいく会話だけの部分も、とても読みやすいです。
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摩訶不思議な物語

木目の女とは? そんな疑問を読む前から持たせるタイトル。 物語に引き込むってこういうことなんだなぁ、と思わされた作品です。地力を感じます。 淡々と進む物語に一種の不気味さと愛情とが入り混じったなんと
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こんな作品見たことない!

木目の女との不思議な会話。 明らかになる木目の中の世界。 そして、引き込まれる狂気の世界。 いままでエブリスタで1000作品程度読んできましたが、類を見ない不思議な世界観の作品でした。最後はゾッとし
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知らないうちに木目の世界に引き込まれてる

妄コン『それからの日々』準大賞作品である本作にて、初めての西さんワールドを体験させて頂きました。 最初読んだ時、なんとなく町田康氏の文体、手触りを思い出しました。言葉がまっすぐに降ってくる感じ。 け
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実は異世界もの、木目の世界へようこそ

恋愛ではあるけれども木目という異世界がある、他の世界もあるので異世界ものでしょうか。しかし、これは色んな要素を含むお話です。主人公は残酷ですが、同時に周囲の人たちのエゴに対しても考えてしまう。一体どち
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