感想・レビュー一覧 11件

ユーモアとミステリの融合にかけた愛

 最初はなんとなくユーモラスな感覚で、ずっとその調子になる、謎の真相が明らかにされてゆく……のだと思っていたのですが、いい方向へ裏切られました!  とにかく花染くんから目を離せない。  しかも某女子プ
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新作希望。スピンオフが読みたくなった。

物語の中心となる謎には、たとえばものすごいどんでん返しや、前代未聞のトリックがあったわけでもない、言うなら「オッカムの剃刀」的なエンドが待ってるという印象を受けます。作中でも彼女が言ってる「物事を複雑
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甘酸っぱくて、でも感慨深い。

恐縮ながら福川さんの作品として初めて読んだのが、『花染まる夏に』でした。 ミステリー性とギャグ性が混ざり合ったテンポの良い作風に冒頭から魅せられ、かなりハイスピードで読了したほど終始没頭した作品でした
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瞬一君の真相が切ない

真相が気になって、毎回誰が犯人なんだろうとハラハラしながら読んでいました!! 最初の緊迫した場面から、一気に雰囲気が明るくなる花染さんの登場シーンがとても好きです✨ 花染さんがいるとシリアスな場
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ロス真っ最中。

9月の連載開始以来、毎晩、どんな日も楽しみに読み続けて来ました。 完結した今、 「花染先輩ロス」真っ只中です。  🔴  ➕ 上記だけでは何のことだかさっぱり分からないので、 この作品の魅力に触れ
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なくしたものと、見つけたもの

幼馴染の死を胸に、何気ない日常を装い日々を過ごす梨夏。 出る杭すぎるほど目立つ花染さんを相棒に、梨夏は幼馴染の死の真相を辿っていきます。 幼馴染の不在に触れるたびに辛くなる一方、今まで見えていなかった
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タイトルからは想像していなかったテーマ

ミステリーとして犯人を追うという構成をとってはいるけれど、著者が書きたかったところは、「言葉」そのものについてではないだろうか。 感じたことが2つあって、 1つ目に、言葉は、刃ともなるし、薬にもな
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ミステリー以外の要素も魅力的なミステリー

本筋のミステリーでは、怪しい人物が二転三転、推理の矛先がくるくる移り変わっていく展開に目を奪われました。 しかしそれ以上に魅力的だと感じたのが、間に差し込まれる副エピソードの数々です。 同級生との些
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楽しく読めるミステリー幅広い年代に読んで頂きたい作品です

冒頭の雰囲気は、主人公が可哀想でドキドキしながら物語に入って行きました。ところが、一変、花染君の登場で物語が動き出しグイグイとひきこまれました。 明るく一本気な主人公と個性的な花染君を始め、登場人物が
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思い出しました

身近な誰かが、ある日突然自死してしまうと、その理由を知りたくなります。 まずは自死を認めたくないから、犯人を探そうとする。 そして理由を探せば探すほど、遺された者は自分を責めます『気づいてあげていれば
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キラリと夏の風が吹き抜ける、楽しく読めるミステリー

あまり上手い文章は書けませんが、レビュー失礼します。 長い間、ミステリージャンルの作品を読む機会がなかった俺の様な者にもとっつき安くて読みやすく、ラストでキラリと光る夏の風が吹き抜けます。 しかしこの
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