うみがおちる

妄コン「〇〇が落ちてきた」優秀作品。

祇光瞭咲(旧かみのよいずひさ)

青春 完結
12分 (7,029文字)
いつか空に魚が泳いでいる話を書きたいと思っていました。

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あらすじ

遠山湊は居場所を求めている。 そんな彼に、横川渚沙は答えた。 細い腕を真っ直ぐに伸ばし、白魚の指先で海を差す。 「私の居場所は、海だよ」 空から海が落ちてきた日、二人の高校生は自分の居場所を見つ

感想・レビュー 2

居場所というものについて考えさせられた。

この作品を読んで「居場所」というものについて考えさせられました。誰しもが求める居場所。それは安心をするためのもの。だけど、同時にその場所に自身を縛りつけるものにもなるのではないでしょうか。個人的な見解
ネタバレあり
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憧れを、空にあるうみに映す

 居場所を見出せなかった少年と、ある出来事で自分らしい居場所を手に入れた少女との繋がりを、美しくて切ない描写で描いた短編小説です。  奇想天外といえる出来事が起きた世界はどこにでもある海の近くの街の
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