受賞

祭礼の日

渡翼(わたり)の日に鈴と飴、その由来は──

上杉きくの

13分 (7,607文字)
地味だけど、ちょっとだけ壮大なおはなし。

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あらすじ

急峻なカムルランギの山脈に隔てられた地の国シシトと天の国シャラーク。二つの国の空が繋がるのは年に四回、『渡翼(わたり)の日』だけだった。 春の渡翼の日、シシト国の少年ガジは背に翼が生えた天の民の子ども

感想・レビュー 1

とてもリアルな異文化交流

こんにちは。運命のふたりのご縁で拝読いたしました。綿密に設計された世界観で、ファンタジーの世界に入りこめます。美しいシーンがいくつもあり、美術品を見ているような感覚になりました。異文化交流もリアルで、
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