イトshe

遺書のように小説を描く、忘れたくないイトのこと。

綴音夜月

11分 (6,223文字)
生きる理由は、歪んでいるくらいが美しい。

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あらすじ

 二十六歳、独りを生きる蒼(アオイ)は、ある少女との一瞬を綴り続けている。それは六年前の豪雨の日、目の前に現れた身元のわからないイトとのこと。  生きる意味、命の価値、大切な存在、愛情。 不確かで、

感想・レビュー 1

一度の出会いの大きさ

人生でたった一回しか会っていない人間であっても、相手が子供であっても大人であっても同世代であっても、一度の出会いにどれだけ想いを乗せられるかが重要なんだろうなーと感じました。物語の後に警察との一波乱お
ネタバレあり
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