鬼が恋う

怪我を負った少女は、異形の鬼のように醜くなった。「こんなわたしだけど、愛してくれるだろうか」

橘花やよい

14分 (7,982文字)
「さやけき光」ってかっこいいですよね。明るくてすがすがしい、という意味だそうです。

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あらすじ

美しさに自信を持つ少女いのりは、優れた舞い手だったが、鬼に襲われて怪我を負う。目覚めると、穏やかな声の黒羽という男に助けられていた。しかし、いのりは顔に怪我を負い、醜くなったという。 いのりは次第に

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

何が一番うつくしく大切なのか

 美しき元・舞い手の女と、鬼に襲われ怪我をした彼女を助け匿った謎の"男"。二人が寄り添うように過ごした時は互いの信頼と想いを深めていきますが、ある月夜の出来事で真相が詳らかになってしまいます。その全て
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感動しました!

黒羽がどんな想いで、いのりの側にいたか、そんな黒羽の想いがいのりに伝わって感動で泣きました。 ストーリーもそうなんですが、描写力が凄すぎて息をのみました。本当に画面で観ているように伝わってきます。素敵
ネタバレあり
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