結咲こはる

会いたいから来てるのに「ありがとう」って言ってくれるような優しい言葉集。

公園のベンチに座っている羊さんの横に、なんとなしに座る。今日もわたしは、羊さんに会いにきた。 「来てくれてありがとう」 そう言って羊さんはゆっくり穏やかに紡いでくれます。その時々、思っていること。
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結咲こはる

孤独に寄り添うひとの優しさとその難しさが見事に掬い上げられていました

軽率に、そんな仕事があったら興味深いなあーと思ったのも束の間。 なかなか明るみには出てこない、埋もれたまま消えてしまいそうな家族の、小さな社会の問題を取り上げているこちらの作品は、すごく「スミレ」と
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結咲こはる

こんな出会いがわたしにも会ってほしいと願わずにいられなかった

わたしが人生で2匹目に家族に迎え入れた子犬のことを思い出しました。弥一とユカリのように、わたしも出会えたらーー。 物語はフィクションで、現代ファンタジーというカテゴリの『猫の伝言』ですが、本当にこの世
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結咲こはる

たからものといえるのは、今この瞬間だってこと

物語が本当にわたしのスキで満たされていて、一気に読んでしまいました! 一夏。今では通り過ぎたあの日々に、こうした夏を過ごした子がいるのかもしれないと思い馳せるだけで、なんだかすごく満たされた気持ちにな
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この作品は非公開になりました

結咲こはる

ぬいさんの等身大の声が今日も優しくたしなめてくれる

小さな切り口から物事を掘り下げて綴られるぬいさんの等身大ラジオ。しっかりとした真のある言葉を読者に届けてくれます。 固定概念を、積み木崩しのようにぱらぱらと崩してくれるその優しくもぴりりと感じられるさ
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結咲こはる

タイトルにもある通り、

桜の木が、喧嘩する2人の心に寄り添うシーンがすごく好きでした。 そうそう、そうやってまた喧嘩して仲直りして……成長していくんだよね。 きっと桜の木はずっと見守っていてくれると思います。
ネタバレあり
結咲こはる

2人越しに見ていた女の子

ガクくんが主人公の物語なのに、わたしは同じくらいツトムくんの物語りでもあるようにして、並行して読んでいました。 ずっと一緒に育って来た3人が思春期世代に入り変わる人間関係と感情の動きを掬い上げお話にさ
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この作品は非公開になりました

結咲こはる

自分の持っているものを持っている人が嫌い。そしてそう思う私も嫌い。

主人公の子に共感できる感情があって、思わず引き込まれました。こんなわたしも、ちょうどこの主人公と同じ歳の頃。人生に、人間に絶望し全てが嫌になって死にたくなったことがあったからです。その頃の私は、今消し
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結咲こはる

読むすぅぷってあったんだ!

突然のレビュー失礼します。 はじめてはるなさんのこの作品に出会ってから夜遅く、目が覚めてしまった日。日中暖かくなってきたけど冷え込む春冷えの夜。 冷蔵庫を開けたときに、ああ、すぅぷをつくろう。と夜な夜
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