あしあとが消えたあとに

足跡も消えるほどの間、彼女は公園にいたようだった…

早川素子

16分 (9,474文字)

5 20

あらすじ

しんしんと、雪が音を飲み込んでいく。 真っ白な世界に残るのは、二つの足跡。 あなたのことを、たぶん愛していたから。 想いの先は、きっとみんな違うもの。 この断絶された世界で、 それでもきっと、なに

感想・レビュー 2

とても素晴らしい作品を読ませていただきました。ありがとうございました。 切なく、哀しく、でもそれだけじゃない。 見えないところに、温かさを感じられるストーリーです。 クリスマスに一つの恋が終わり、一
ネタバレあり
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好きですこの物語。 ヒロインの真実が読み取れました。 ラストまでは、切ない恋の物語だと思ったのですが。その切なさも、伝わっていつの間にかヒロインに感情移入していました。 彼女はきっと前向きな人なのだ
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