愛嘘-11.劣等感の勝利

……隣に並びたくない程度には、女子力高い。

愛嘘-9.あたしの知らない彼

「……俺は、心の中まで干渉できない」

愛嘘-16.孤高の嘆息、偏執の寵愛

「ああ、みっともねえ。こんなこと話すはずじゃなかったのに」

愛嘘-12.矛盾の恋心

その彼の仕草が、嘘をついた時の仕草だってことに、とっくに気付いていた。

愛嘘-10.飽くなき追従

「……えらく大人な質問だな、そりゃあ」

愛嘘-13.猛然と下される制裁

「タクちゃんがそんなので済ますわけないじゃん」

【おまけ】Side.冴 諦観妄想系淑女 phase.1

もう少し一緒にいてもいいかな、なんて思ったのはいつぶりで、そして誰ぶりだろう。

愛嘘-14.恋とは、人から分別を失わせるもの

「……そんなもん、言うまでもない。お前が欲しいからに決まってる」

愛嘘-15.それはまるで、毒のよう

「相変わらず、平和な思考だなぁ」

SD-5.愛が何かを教えて欲しい

ああ、俺ほんとおかしい。この女だけに参りすぎて、触り方がまったく判らねえ。

SD-6.忍ぶれど

そんなつもりはないだろうが、頭を撫でる指先がその動きだけで俺を赦していく。

SD-4.真っすぐ捩れる恋心

「嫌いな人についていくほど、女の子は我慢強くないわよ」

SD-7.圧縮される世界

なんというか、すっかり溺れていた。

SD-8.爆弾低気圧、発進

開かれたその艶やかな口唇に、吸い込まれるように口づけた。

SD-10.凍えた身体には甘い痺れを

本当に締め付けて欲しいのは指なんかじゃねえ。

SD-11.苦味は甘味の後味

言葉で埋まらない時、他にどうして埋めればいいのか、俺には全然判らねえ。

第9話 ほのかな疑惑

「こんな大胆なことをする人だとは思わなかった」「幻滅しましたか」「……ううん」

第11話 婚姻関係において離婚詐欺とは

「帰ったら、死なないように殺してあげようか……ベッドの中で」

第2話 いざ、尋常に入籍

「俺の前で泣いてくれるのはいいけど、今はちゃんと慰められない」

第4話 承認すべき既成事実

「すみれさんだから、かまいません。大丈夫。──……俺、ここにいるので」

第5話 恋は略奪品

「……何でもないです。今日はもうなんか頭おかしいので、寝ます」

第10話 その男、詐欺師

「……でも、だったらどうして……離婚前提なんて、言ったの」

第2話

その男、離婚詐欺師 第1話 スタイリッシュ粉砕

「──俺と、離婚を前提に結婚しませんか？」

第4話

見つめてるキミの瞳がせつなくて 第1話 プロローグ

【書籍化作品】年下のイトコと、甘く切ない恋に落ちていく。

第13話

第12話

アメシスト

恋をしませんか？