古書店 クスノキ堂の溺愛

妄想コンテスト『本屋さん』優秀作品

六花 夜

12分 (7,137文字)
本を愛する皆様へ♪

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あらすじ

とある北の街に佇む、古書店『クスノキ堂』の店主、楠木八雲には特別な才がある。 最近『クスノキ堂』が本を売らない本屋だと、妙な風評が出回っているが・・・・・・? *優秀作品に選んでいただきました。あ

感想・レビュー 5

ひつじさんも本好きなんだろうなあと読み終えてまず思いました。 ひつじさんの描く作品は視点が不思議な作品が多くて。素敵な描写にまず引き込まれて、そして、古書店クスノキ堂の外観から中に自然に入っていく感
ネタバレあり
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 冒頭、描写される趣深い風景。  赤煉瓦の館、大学通り、銀杏並木、石畳の道、ナポリタン(!)が自慢の喫茶店……と並ぶキーワード。どことなく、遙か北方のあの街のことかな?と想像を膨らませながら読み進め
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『六花の微熱』 また素敵なタイトルですね。 書き出しから舞台となる北の街の情景が鮮明に浮かびました。作者さまは本当に言葉を大切に思っていらして、どの一文を切り取って載せても、魅力的な作品だなと感じま
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