エルピス――最後に残るもの――

余命一年、それが高山一樹に残された時間だった

しのき美緒

12分 (6,847文字)
自分の生きた証をどうやって残しますか?

10 31

あらすじ

余命宣告を受けた高山一樹は自分が生きた記憶をどうにかして残したいと考えた。

感想・レビュー 2

パンドラの箱に最後に残ったもの それが希望(エルピス)ですね。 最後まで読ませていただいてタイトルに戻り、エルピス(意味を知らず検索しました^_^;)が何だったのか、微かに残った靄が吹き飛ぶ感じがしま
ネタバレあり
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切ないですけど、胸が温かくなるお話でした。 繊細で巧みな描写が、この作品をより深いものにしていると思います。 自分の取った小さな行動が、時に人の人生を大きく変える力になる。 この主人公は、人生の最期に
ネタバレあり
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