燠火

――何時かは必ず、消さないといけない火

鷹取 はるな

BL 完結
10分 (5,512文字)
キャンプに行きました。こんなのだったら、さらに楽しかったのにと妄想しました。BLシェアサークル『夏』イベント作品です。

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あらすじ

妻に付き合って毎年参加するキャンプで、丹生には密かな楽しみがあった。 それは皆が寝静まった深夜、ウィスキーを片手に炭火を眺めながら、妻の後輩である町山とただ二人切りで語り合うことだった。 今年、「ウィ

感想・レビュー 8

静かに流れていく大人の時間

鷹取はるなさんの作品を拝見していて思ったのが、まず表現と展開の広げ方が本当にお上手だという事。「酒」というこの一単語から昔付き合っていた男の話やお酒の種類の話、そのお酒を飲んでいる間際に後輩の町山君に
ネタバレあり
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いいなあこの感じ!

鷹取様のお話は、とても洗練されてて、でも取っつきやすくて……毎回ああ、なんて素敵なんだろう。とうっとりします。例えばお酒のくだりの表現だとか、食べ物などのさりげない描写の一手間が、作品の格の違いを物語
ネタバレあり
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読みやすい。分かりやすい。

 今作ではぐいぐいくる後輩。この「ぐいぐい来る感じ」が鷹取さんの特徴ですね。  鷹取様作品は「攻め」「受け」がはっきりしています。物語がこの先どう展開するのかも手に取るように分かり、だからこそ「ぐいぐ
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