この干物女は極悪だ。

冴えない干物女を装いつつ、自分に都合の良い犯人を捏造する腹黒心理学者と、愉快な科捜研の仲間たちのキャラクター・イヤミス。

織田崇滉

2時間50分 (101,572文字)
シリーズ三作目ですが、本作単体でも楽しめます。二作目で登場させた各科のキャラクターたちをさらに掘り下げた連作短編集。

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あらすじ

第一幕……強姦殺人の容疑者が、科捜研の『干物女』と知り合いだったため、容疑者を無罪にすべく奔走する腹黒な犯罪鑑定。 第二幕……科捜研の物理科に勤める息子を殺そうとした父親の真相とは? 第三幕……法医科

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感想・レビュー 1

綺羅星のごとく活躍(?)する科捜研の曲者たち。そして、彼らを凌ぐ干物女の巨悪

心理学のプロ・忠岡悲呂が数々の難事件を(自分に都合よく)解決していく腹黒干物女シリーズの3作目です。 毎回干物女の悲呂さんの尻にしかれている(?)徳憲刑事ですが、今作品では悲呂さんの同僚である科捜研
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