イラストの世界観と読みやすい文章、構成でスっと読んでしまいました。 1人1人にエピソードがあり、様々な視点で作品を楽しめました。 ハッピーエンドで最後に皆が笑える世界は現実には難しいと思いますが、ラス

衝突やら諍いや、悲しみを抱えながらも無理難題を前に主人公は決して諦めなかった。 その姿が父の、ひいては周囲の心を打ち、真っ暗に閉ざされそうな「鐘を鳴らす」という目標達成への道に光を差したのでしょう。

拝読いたしましたm(__)m まずは20日目お疲れ様でした！感想が遅くなってすいません。私は橘さんの纏めに非常に助けていただきました、感謝です。 私はクリスマスの物語には、やっぱりハッピーエンドを期

最初、中世ファンタジーかと思い読み始めたのですが、意外や現代劇、しかもファンタジーのような舞台設定に比して、現代の過疎化した地方問題なども描かれたヒューマンドラマ。 登場人物達も善悪二元論で割り切れる

美しい表紙イラストや挿絵の彩りに加え、文章的にも読み応えの度合いが高いです。綿密な舞台設定、湖畔の町の美しい風景。町づくりにさぞ丹精を込められたことかと思います。 ラノベファンタジーを読むような心構え

発展と文化とは対極にあるようで、どちらも人が育んだものであり、文化を守るには発展が必要で文化は発展によって生まれます。 その両者を繋げてしまうのは、やはり人の強い想いなのでしょう。 一人の青年の贖

湖の小島にある教会の沈黙の鐘。少女のために鐘を鳴らそうとする努力の姿が印象的でした。人はそれぞれ、誰かへの想いを抱えていて、時にはすれ違いも生んでしまうけれど、乗り越えてハッピーエンドになれるストーリ

皆が誰かの為に、何かの為に一生懸命に生きているのだと強く訴えてくる物語。 エレーネの鐘の悲しい伝承。湖畔の教会。美しい情景をバックに繰り広げられるヒューマンドラマ。エリオットの気持ちも、エミリアの気持

お蔵入りとなったイラストから、この壮大な物語が生まれるなんてまさに奇跡ですね！ 悲恋の伝説をもつ鳴らない鐘。 鐘が鳴れば救われる少女。 主人公が少女のために、謎に挑む姿はとても格好よく、読んでいて気

一見異世界ファンタジーと見紛うてしうほど、幻想的な表紙と風景画。しかしこれは、我々が住む現代、もしくは近代を舞台にした物語ですね。 本作の主人公的な役割の、エリオット少年。彼には何やら目的があるよう

　拝読しました。すごく美しい世界観でした！美麗なイラストと響きあうストーリー素敵でした(*´ω｀*)　 　美しい鐘に秘められた悲しい物語──鐘がならないのはなぜなのか── 　過酷な環境下に置かれた少女

湖の中の小島に建つ教会。その鐘を鳴らそうと必死になる青年。なぜ？　何のために？ 美しい情景が目に浮かび、あっという間に物語の中に引き込まれていきました。 のどかな田舎を舞台にしているのに、クリスマスま

表紙絵の美しさと共に、文字数の多さにびっくりしたんですけど……ｗ でも、一気に読んでしまいました、面白かったです！ 複雑に絡み合う人間関係や出来事に、むしろ、よくこの文字数に収めたなって印象です。