僕が八月に帰る場所

「不登校になった僕と、一人ぼっちの君の夏」ーー日常から逃げ出すように向かった大自然。待ち受けていた、出会い。そして……

七星満実

青春 完結
21分 (12,156文字)
夏の短編集④

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あらすじ

春のクラス替えの後、しばらくしてから僕は学校に行けなくなった。 自分がたった一人、この世界にたった一人ぼっちであることに気付いてしまったからだ。 父さんが言った。 「夏休みの間、田舎のじいちゃんち

感想・レビュー 1

かけがえのない夏

悩みを抱えた少年が田舎で過ごした夏___都会にはない自然と、美味しいご飯と、優しいおじいちゃんおばあちゃん。そして、かけがえのない出会い。どの描写もそこでの雰囲気や質感、温度が感じられてとても素敵でし
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