受賞

夏草の園

私は毎朝、飼っている十姉妹の餌の草を摘みに行く。ある夏の朝、そこで出逢ったのは…。超・妄想コン「ひと夏の思い出」応募作

つるよしの

11分 (6,083文字)
ひと夏のささやかな奇跡。読後、少しでも心が優しくなれたら幸いです。超・妄想コンテスト「ひと夏の思い出」応募作。

20 201

あらすじ

私の毎朝の日課。それはペットの十姉妹のために 食事用のハコベを摘みに行くこと。 そんなある夏の朝、いつもの空き地で出逢った、謎の女の子。 一方、妹の文香は、ブラック企業を辞めて以来実家に引きこもってい

感想・レビュー 2

素朴で力強い「ささやかな」物語

痛みを包む包帯のような,膨らみのある,柔らかい物語ですね. 軽やかな文でありながら,土台にある力強さが,読み応えを与えています. 「雑草」の飾り気の無さと生命力を感じさせるお話でした.
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……何者!?

10ページ読みましたので感想を失礼しますm(__)m 運命って不思議だなあと思います。 出会っていても、その後の関係は明暗を分けることもあると思うんです。 同一人物に会うにしても、第一印象だってその
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