煉獄にて光あれと

「俺はお前を護ろう。だが、逃げるか死を選ぶなら、俺を殺してからだ」絶望から始まる、ある娘とその護衛の愛の記憶。

つるよしの

恋愛ファンタジー 完結 過激表現
1時間18分 (46,623文字)
ダークでシリアスですが、絶望のなか生きるヒロインとヒーロが愛から希望を見つけていく物語。テーマは「魂の再生」。

74 620

あらすじ

無理矢理、隣国の後宮に寵姫として入れられた娘カーサ。 情事に絶望した彼女は相手の王族オルグを衝動的に殺してしまう。 死罪を覚悟していた彼女だったが、数奇な運命により生き延びる、が、 その条件は故国には

感想・レビュー 4

ふたりの心の揺らぎや変化を、丁寧に、情熱的に描いた良作!

カーサがザルツへの愛を確信してから先は怒涛の展開で、うわーっきゃーって盛り上がりながら一気に最後まで読みました(笑)!全体的に文章が丁寧で美しく、ツルカワさんの作品に対する誠実さや愛情を感じます。登場
ネタバレあり
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情景描写の表現力の引き出しの多さに憧れます。

臨場感あふれる、戦闘シーン、その場の情景が浮かんでくるような情景描写の巧さにグイグイ話に惹き込まれていきます。特に最後の一文には感動しました。「草いきれの中、抱き合う二人はまるで彫像のようだった」とあ
ネタバレあり
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悲劇のヒロインにどんな光が……

10ページ読みましたので感想を失礼しますm(__)m 冒頭の悲惨な光景に、彼女は一体何をしたのかと思いましたが、「え?」と驚いてしまいました。 彼女は穏やかに暮らしていたのでは……その中で、女性のと
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