受賞

素敵な落としもの

クリスマスの翌朝、町にはたくさんの素敵なおとしものが溢れていました。

東 里胡

8分 (4,415文字)
超・妄想コンテスト「落としもの」佳作 /冬ものがたり参加作品

66 896

あらすじ

公園のベンチで佇む誰かが作った雪だるま。 クリスマスの余韻で町はにぎわった。

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

小さな優しさの積み重ねって。

拝読いたしましたm(__)m  『冬』×『ベンチ』って、難しそうだなと思っていたところ、イベントのトップにあがったので、少し驚いていました。 読み進めるうち、なんともかわいい冬らしいお話に心の中がだん
ネタバレあり
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座れないベンチ

公園のベンチに雪が積もっている、私は座れない、しかも先客がいる。座るものであるベンチを、座れないものにしたところ。あとはやはり、5つ目ですね。それらが無機質なものと生との温度差を感じさせつつ、童話テイ
ネタバレあり
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雪だるまが紡ぐ温かい物語

子供向けの絵本――としてもとても素敵な物語ですが、大人が読んでも捉え方が変わってくる、そんな感情を覚えました。 クリスマスの楽しさの余韻を雪だるまに投影し、溶けていく事(=余韻が終わっていく事)を寂し
ネタバレあり
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