臆病者の愛

僕はゴマだ。山下家の家族。僕は生まれて一度も、誰かに怒りを感じた事がない。

羽餅 みな

14分 (7,988文字)
つわりが少し治まって、勢い余って書きました。

27 2,231

あらすじ

片田舎に住むゴマは、真っ黒な体に自慢の尻尾を持つ犬だ。 とても臆病だけれど、家族皆に愛されて、幸せな毎日を過ごしている。 その性分のせいで、ゴマは誰かに怒った事が一度もなかった。 ある日、あの事件に出

感想・レビュー 5

これは現代ファンタジーの感動ドラマとしか言いようがありません༼ ◕_◕ ༽

臆病者な“僕” が暖かい山下さんちの家族に囲まれている内に、異世界から襲ってくる恐ろしい敵に立ち向かってゆく現代ファンタジーです。8000字以内という制約の中で、ドキドキハラハラする展開に思わず、独自
ネタバレあり
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涙なしでは読めない作品です!

犬目線で進んでいくお話は感情がひしひしと伝わってきて、細かい部分まで鮮明に描かれていました。 家族みんなから愛されて幸せいっぱい序盤は、のほほんと温かい気持ちにさせてくれます。 散歩が好きで猫にさえ
ネタバレあり
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落涙必至!

エブリスタの小説で初めて泣きました……。レビューを書こうと読み返してまた泣きました。羽餅さん、反則ですよ…! 羽餅さんらしいあたたかみのある文体で、一つの家族の在り方と、一匹の犬の人生が丁寧に描かれて
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