僕の歌 <エオリアン・ハープ Ⅰ>

令和も昭和も、若者って転ぶもの

わをん

青春 完結
4時間33分 (163,423文字)
タイトルはショパンのエチュード Opus25-1 です。

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あらすじ

僕、吉川市朗(きっかわ・いちろう)は、東京芸大のビアノ専攻を一年で中退して大阪へ帰ってきた。 バブル景気へと突き進んでいくこの国の勢いに背を向けるようにして。 それから一年と少し、僕はピアノと音楽か

感想・レビュー 2

タイトルから惹かれた作品でした

ショパンのエチュード、エオリアン・ハープは主人公の得意の一曲。 しかし、作中では彼は一度も弾かず、過去の演奏の描写のみ。 それでも、登場人物に大きな影響を与える曲として存在感を放ち、物語は三人の若者
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好きなことを突き詰め、傷を負った若者たちの物語

楽器を奏でること、絵を描くこと、物語を書くこと、誰かを愛すること。何かの才能を研ぎ澄ましたり、何かに夢中になることは、もしかしたら、自分だけの坂道を上っていくようなものなのかもしれません。順調に歩いて
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その他情報

公開日 2021/10/13