受賞

峠の幽霊

峠の語源は「手向け」が転じたものである。「手向け」の場所は、ひとでないものが潜む。 少年と少女が選んだ未来は——

内田ユライ

ホラー 完結
30分 (17,435文字)
新生ファンタジーコンテスト「運命/宿命」大賞いただきました! 超!光栄です! 自分の嗜好を集約した作品に仕上げました!

61 1,250

あらすじ

峠の語源は「手向け」が転じたものである。 急坂の頂上にある草ぼうぼうの領域へと目が向く。  子どもは急坂を登りはじめる。足は自然と廃屋へと向かった。 「手向け」の場所は、ひとでないものが潜む。 少

感想・レビュー 1

怖さと悲しさが入り混じった作品

拝読いたしました。 最初は家庭に居場所がない少年が吸い寄せられるかのように廃屋に足を踏み入れていきます。そして、そこで出会う一人の少女、彼女と心と体を入れ替える提案を受けます。 しかし、それは少女の
ネタバレあり
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