触れたい花火、君の指先

あなたを失いたくない。熱も想いも、ぜんぶ、ぜんぶ。伝われ――。

橘花やよい

青春 完結
15分 (8,769文字)
切なくなりたい、そんな夜のおともに。

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あらすじ

高校の夏休みの夜、別れた彼と教室にふたりきり。彼女をとっかえひっかえする彼にその理由を問うと、彼は複雑な笑顔をつくる。 「俺さ、死にたいんだよね、たぶん」 死にたがりの男子と、その男子をどうしようも

感想・レビュー 2

花火を見ながらの会話と会話の間

 拝読させて頂きました。  一人称小説ならではの心の葛藤が現れた作品ですね。  ひまりの視点から書かれているので、人の他人の心の中を覗くことはできません。だから、夏野の彼女を取っ替え引っ替えしている倫
ネタバレあり
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最後に向かっていくほど胸が締め付けられました…!✨

ひまりちゃんの心中がどんどん夏野くんへ惹かれていってるのが 本当にまだ大好きなんだって、大切なんだって感じました。 夏野くんの過去を知った上で、最初から読み直してみたら、 本当に無理して過ごしてたんだ
ネタバレあり
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