受賞

守り桜

守り桜の木の下で待ってくれている人がいる【妄想コン/桜を嫌いな理由 大賞】

乃上さり

14分 (7,986文字)
本棚追加、☆、ペコメ等ありがとうございます!おひとりおひとりにお礼が言えずすみません。

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あらすじ

【三途の川の手前には、守り桜という一本の桜の木がありました】 明治時代、豪商の跡取り息子である倫太郎は、親の愛に恵まれず、唯一子守りの姉やに心を開いていた。しかし、桜を見る約束をしたまま、姉やは倫太郎

感想・レビュー 3

とても美しい物語でした

とても読みやすく、なおかつ綺麗な文章でした…! 読み終えたあと暖かな読後感が残り、しあわせな気持ちになりました。 お話のなかに、桜の儚さや優しさがつまっているような気がして…、 よりいっそう、桜が好き
ネタバレあり
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桜の下にいる人は現か、夢か。

たまたまサイトを開いた際にこちらのコンテストの結果発表の通知を目にしてそこから大賞の御作を拝読するに至りました。 おこがましいようですが、私も戦前の旧家を舞台にした作品を書いており、季節の花のモチー
ネタバレあり
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登場人物たちがリアルに動く

こんにちは。桜を嫌いな理由のご縁で拝読いたしました。和風作品が得意な作者様だなと思います。まだ『家』制度がある戦前が舞台のお話でした。いい意味で、少し湿っぽい物語が展開されます。登場キャラクターが多い
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