花が降る最後の夜に、もう会えなくなる君と

光が消えても花は美しいように、全てが見えなくなっても、彼女は綺麗だった。

群青党支持者

12分 (6,612文字)
断言する。ハッピーエンドだ。誰がなんと言おうとハッピーエンドである。

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あらすじ

 光がただの花弁になり、世界が暗くなっていく。奇妙で理不尽な現象は、幸雄と香苗の2人を引き裂こうとしていた。 「どうせならずっと一緒にいたかった」 「意外だね。幸雄がそんな文句をさらっと言うなんて。あ

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

比喩表現がスゴイ!

拝見させて頂きました。 波の、花火の比喩、、、そして時計の針は、エモ過ぎです。 光が咲化するという世界観を背景に、思春期の少年少女の心情をうまく表現されていますね。恋に不器用な少年、好きだという気持ち
ネタバレあり
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