心に残る短編特集

今回はエブリスタで、本当にたくさんの作品を読み、様々な活動をなさってきたクリエイターの皆さまに、「心に残る短編」をご紹介いただきました!珠玉の一編一編を、どうぞお楽しみください。
【レビュアーのご紹介】
keyさん 壮大な物語を破綻なく描かれている著者さんです。 向上心のある人の集うレビューサークル「ベストレビュアーズ」を運営されています。厳しい意見も忌憚なく交し合える場となってますので、本気で書きたい・読みたい方にオススメしたいサークルです。 >読者さまへ一言: 仕事や学業の合間に息抜きをしたい方は勿論、短時間で読み応えを感じたい皆様にも、自信を持ってお勧めする短編小説です。是非一度、この素晴らしい作品の数々を紐解いてみて下さい! ★P-Kダックさん ご自身の作品も、レビューも、ひとつひとつの言葉を大切に紡いでいらっしゃいます。 小説やエッセイのほか、とても素敵な切り絵も公開されてますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。 >読者さまへ一言: 埋もれがちな短編にスポットを当てて頂けて感謝しています。少ない文字数の中にひとつの世界が凝縮されていて、ほんの少しの時間でそれを丸ごと味わえる短編。この機会に是非、色々な作品を巡ってみてください。 ★Y-Fさん レビュー総数260作品以上!蓄積された知識で、優しくアドバイスをしてくださっています。現在は「新たな可能性『デジタルノベル』」で、デジタルノベルの普及活動をなさっています。 >読者さまへ一言: エブリスタで過去の一時期に、レビュアーとして活動しておりました。もっと多くの方に読まれても良いのに……と感じる作品は沢山あります。 そんな作品達を今回は紹介させていただきました。ひとりでも多くの方に読んでいただき、心に残る作品となれば幸いです。

イチオシ作品

仲良し家族の一家団欒の時間は犯行談義。未解決事件の謎を、好奇心旺盛な小五の息子が解いていくミステリーです。『芦浦家の推理ドリル』シリーズの一つですが、どの作品も面白い!事件解決に貢献する息子ですが、賢すぎず、子供らしい子供なので嫌味に感じる事なく読み進められました。

レビュアー:Keyさん

この店で売るものは、色々な『初体験』――。 例えば、過去のあなたや他の誰かが体験した気持ちや事象を、追体験出来るとするならば、あなたは何を体験したいですか。そんな『体験』を売るお店、初体験販売所と、そこに現れる様々な客。彼らは何を望み、何を体験するのか。様々な事を考えさせられる作品です。

レビュアー:P-Kダックさん

学園ものの恋愛小説が好きな方にお勧め。主人公と同じ気持ちになって、心があっちこっちに揺さぶられました。神妙なシーンでも軽快な語り口調の中に吹き出してしまうようなゆるさがあって、とても読みやすい作品だと思います。
タイトル通り、ワンシーンのみに焦点を当てた掌編集。一章がほんの1、2ページなのに描写が豊かで、ファンタジーに恋愛にちょっと笑えるものまで、いろんなシーンに飛び込める作品です。お題があっての作品のようですので、是非そちらも御注目ください。
時は大正。見事に時代色を反映した、じっとりと湿った空気の漂う伝奇ミステリーです。事件の謎を追う探偵と、なにやら人智を越えた言動をするその友人。さして親しくもない二人の関係も面白いです。衝撃の最後の一文はお見逃しなく。
仲良し家族の一家団欒の時間は犯行談義。未解決事件の謎を、好奇心旺盛な小五の息子が解いていくミステリーです。『芦浦家の推理ドリル』シリーズの一つですが、どの作品も面白い!事件解決に貢献する息子ですが、賢すぎず、子供らしい子供なので嫌味に感じる事なく読み進められました。

空想的日常~短編集~

ホラー 休載中
2時間21分 (84,216文字)
『ポジティブな現実主義を、ネガティブで非現実的に』 苦労が報われなかったり、裏切られたり、歪んでいたり。はっきり申し上げますと、大体が後味の悪いお話です。だけどその非現実さが妙にくせになってしまう。たった数貢でモヤッと出来る短編集です。
心の売り買いをする不思議な店の、イケメン店長とバイト男子のお話。ちょっと切ないやりとりもありますが、最後は胸がほっこりと温かい。謎は謎のまま、説明をしない潔さが好きです。取り替えられた心の中身を想像するのも楽しい作品です。

レビュアー:Y-Fさん

ひとりぼっちでクリスマスを過ごす少女に、サンタさんがやってくる物語。 メルヘンチックな話のようですが、見事に予想を裏切ります。 表現は少女視点で童話っぽく、柔らかくて優しい言葉で綴ってあります。 しかし皮肉なほど残酷に、世の現実を突きつけていく。 このギャップが面白い。 実の展開は、かなりシリアスかつ緊張感が漂うものでした。 願い事を叶えてくれる(?)死神のようなサンタさんです。 結局、少女の願い事は叶うことになるのでしょうか。 それは読んでみてのお楽しみ。
物語の舞台は地方の雪国。 ひとりで小料理店を経営する美奈子が、ひとりの男性と出会います。 ストーリーの全容は以上です。 これを恋愛小説として見るならば、内容は殆どありません。 しかし、その世界観に引き込まれます。 綺麗な映像作品を眺めているように、情景をイメージさせられました。 非常に味わい深い、情緒的な作品です。 日本語って美しいなぁ、と思わせてくれますよ。
人物の背景と心情の描写が、ものすごく巧みな作品。 ぐいぐいと物語に惹きつけられていきます。 主人公である女性は、同棲している彼の裏切りに気付きます。 傷心の彼女は、隣に住んでいる男性と関係を持つのですが……。 人との関係には、シチュエーションやタイミングが大きく影響します。 この人とは違う形で出会っていれば……と思う事はありますよね。 この作品のそういう部分に、わたしは共感したのだと思います。
成仏できない霊を刈るのが仕事という、ある死神達の物語です。 あまり重いテーマは扱っておらず、コミカルな雰囲気の作品でした。 主人公はベテランの死神である"柏"。 そのパートナーは執事の"磯部"。 そこに新人である"加賀美"が助っ人として配属されます。 この3人組が非常に個性的で、キャラが立っており、親しみが持てました。 またキャラ達の扱う道具や技など、世界観もよく練られていて面白い。 読了すると、もっと続きが見たくなりますよ。

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