るたお

引き込まれる

第三者の目から見れば主人公の選択はバッドエンドかもしれません。けれど'鳥'になれた、自由になれた事で主人公は純粋な喜びを感じる事が出来たのではと思います。 先を読む事が当然と言わせる作品の構成が、いつ
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るたお

叫びが聞こえる

溢れ出る感情が見えるように書かれています。理不尽によって奪われたものの悲痛な叫びが、今も何処かで聞こえてきそうです。

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るたお

バケモノとはなんだろう

フィクションなのにどこか現実味を伴っていて一気に読みきれます。完璧なはずの「あらた」、人間が生み出したそれをバケモノと呼ぶ事は矛盾にも思えるけれど、それもまた人間なのだと思わされます。未知や虹子の選択
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るたお

家族の定義とは

長い時間を掛けて読ませて頂きました。家族とは人が産まれて初めて所属すコミュニティで 、選ぶ事は出来ません。一括りに家族と言っても父がいて、母がいて、姉や兄や弟や妹がいる。それは個々の人間でそれぞれに感
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るたお

羨ましい

特別なドラマが毎日起こるわけではない。きっと平凡な夫婦の形がこんなにも素敵で愛しいと思えるのは何故でしょうか。 互いを思い合える関係を維持するのは傍目で見るよりとても難しく、生きる上で大切だと思いまし
るたお
読みながらチョコレートが無性に食べたくなる、読んだ後に二人の今後が非常に気になる作品です。 テンポ良く進む展開と天然×不器用の一筋縄ではない行かない恋模様になんとも引き込まれます。 バレンタインがこれ
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るたお
遺失物としてセンターに届けられた不思議な壺。壺の中に愚痴や苛立ちを吐き出せばスッキリすると広まる噂に思わず手を伸ばす主人公。 ほんの憂さ晴らしで壺を利用した人間と、人間の心の綻びを利用した壺の描写がな
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るたお
「赤い靴とビターメモリー」拝読致しました。父の言葉足らずが、娘の行き過ぎた言葉が胸をそわそわさせます。しかし最後まで読むとほっとさせられるのです(^^)二足目の赤い靴は父と娘、未来の息子を繋いでいくの
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るたお
現実に起こりそうな、若しくは起こっているかもしれないと思わされる題材。これが這い上がるような怖さの要因かもしれません。 「ru-mors」と検索してみたらどのサイトに繋がるのか?そんな気持ちも湧きます
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るたお
物語全体にじわじわと這うような怖さがあり、最後の結末に驚かされます。全てを手に入れようとしても手段を間違えば手に持つ僅かなモノさえ失くしてしまう。人間の欲望や愚かしさと「一冊の本」のテーマが見事に融合
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るたお
導入部分で引き込まれ、ひたすら娘を思いやる父の優しさにじんと来ます。「魔法書」というキーワードから始めはファンタジーかな?と思いましたが、夢を叶える魔法はひた向きな努力や思い切った決断であり、目標に向
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るたお
奮闘する主人公の懸命さが可愛らしく、お菓子を作る工程がちょっとしたレシピ本のようで一度で二度美味しい作品でした(^^) 妄想コンテスト佳作受賞おめでとうございます!
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るたお
二人の老人の、クリスマスの翌日。 ずっと探し続けた男と、ずっと悔やみ続けた男が出会うことで起こる奇跡。胸にしんと残る読後の良さがもう一度物語を読み返させます。
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るたお
『愛され乙女になる方法』きっと雑誌にこの特集が載っていたら一度読み飛ばしたフリをして、密かに読み直すかもしれません。主人公かず子のひねくれながらも可愛くなりたい、愛されたいと奮闘する姿が愛らしく、人柄
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るたお
作品に漂う美しい気配が好きです。 夫婦間の問題にもなる性のテーマが嫌な重みを見せないのは柿という果実が物語を中和させているからでしょうか。 素敵な作品、読めて良かったです。
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るたお
男同士、女同士という妄コンのテーマから、人と人がメインの話が圧倒的に多いと思っていました。 この作品には加えてキウイの木が登場し、主人公とその父、母と見事にリンクしていくのです。 自分には出てこない発
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るたお
「悪魔の言葉」胸の中をざらりと滑っていくような読後感ですが、誰しも感じたことがある感覚であり感情だと思います。 SNSで自分の外側を加工して発信する一方で、隠しておきたい内面は知らず知らずのうちに肥大
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るたお
タイトルに惹かれ読み始めると、じわじわ押し寄せる笑い、まさかのミステリー要素、そしてほっこりなラスト…! 『お尻ぬくもり診断』をパワーアップさせた木ノ下くんと絶妙なツッコミを繰り出す河野くんのコンビで
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るたお
雪のクリスマス、読み進めている間に様々なクリスマスソングが頭に流れて行きました。 二人のゆきちゃんが偶然出会い、ひとりぼっちのクリスマスを過ごさず済んだのは神様からのプレゼントなのでしょうか(^^)
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るたお
子供達の為に働く、はたらく、働く…! 頑張り屋さんでとても素敵なお母さんの姿は時にドクターストップをかけたくなることがあります。 そんなに頑張らなくて良いんだよ、たまには自分のことを考えて良いんだよと
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るたお
『雲の探偵』を読んで、野々宮さんのその後が気になっていました。 川端康成の雪国を背景に、本編では踏み込まれなかったもう一人の野々宮さんが描かれています。最終頁「勝手だと想った」~終わりの一文までがとて
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るたお
母に強制された人生、そう思って生きて来た主人公。しかし母の死後にその行為に基づく母の人生と思いを知る。すれ違ったまま別れを迎えてしまったことに後悔はするかもしれない。でも知らなければそれさえ出来なかっ
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るたお
家族といえど、歳を重ねればその繋がりは綻びやすくなってくる。老いた父を見舞う事や、気遣う事は決して義務ではない。それでも失ってから後悔しないように、心は離れてはいけないと思わされる。 胸の詰まるような
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るたお
男と女の友情、それはとても繊細なバランスの上に成り立つものだと思います。どちらかが気持ちの変化を意識してしまえば途端に友情という穏やかな時間は失われてしまう。普通に恋をするより辛い思いをするかもしれま
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るたお
人の業の深さや闇は表側を見ただけでは分からない。騙す人間がいるから、騙される人間がいる。逆も然り。 主人公の選択した卒業の道が物語の小さな光となって結末を迎える。 展開が気になる作品、一気に読み終わり
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るたお
恵まれた環境にいながら足りない何かと過剰な期待に不満を覚える聡一郎。 天真爛漫、私も家出をしたという割にその理由が見当たらない亜希。 正反対な二人が三日間という短い時間を共に過ごす事で、これから続く長
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るたお
伝わらないならいっそ壊してしまえばいい。そういった衝動が起きる恋愛が出来る事は幸せなのか、辛い思いをするだけなのか。 相手が気付かない、変わる望みがないなら自分が変わるか、去るしかないリアルが作品を通
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るたお
男は女の、女は男の養分。それは持って生まれた美貌、金、コネ、人を見抜く才。腹の中は明かさずとも互いに利用出来るものをしあうだけの関係。 しかし結末に向けて男の転落、最後に遺した言葉に女の感情が揺れる。
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るたお
報われない努力はない、優しい人にはいつか幸福がやってくる、やってこなければいけない。 そう思いながら読み進める人が多いと思うほどに、主人公を取り巻く環境は厳しく救いがない。しかし決して有り得ない事では
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るたお
私たちが生まれた星には、愛がある。 人から与えられるのか、自身が与えるのか、得られないまま終わるのか。終わりが分からなくても、愛というモノがある事は知っている。 幻想的な始まりを回収する結末は、じわり
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