もちろん、見も知らぬ外国人のためにリスクとコストを受け入れて助けに行けなどと他人に要求する権利は誰にもないです。でも、そうした地獄を生き延びた若者や、あるいは30年後の子供たちに、どうして何もしてくれなかったのかと尋ねられたとき、きちんと自分の言葉で答えることができなければならないとおもいます。許されることも納得してもらえることもないだろう。彼らの怒りを受け入れる覚悟をして生きていくのが、最低限の誠実さだと思います。
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同人誌の場合は流通に乗れないので、書店には並びません。イベントもメロンブックスなんかの通販も、基本、漫画の世界なので、小説の販路は、やはり非常に狭いのではないかと思います。 物理書籍にこだわらなきゃいい話なんですけどね。
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ひつじねこさん、ありがとう。 胴にもうまく表現できないのですが、実体のある焦燥感とも、本当に虫が身体を這いまわっている感覚とも違うんですよね、実際は。たとえることの難しい、不快な幻覚としかいいようのない何か。 そう言うものとして受容しているので、焦っているわけでも悩んでいるわけでもないです。 苦しんではいるけれど、病気なんだから苦しいに決まっている。 大騒ぎするようなことではありません。 気にしてくれてありがとう。
私小説はエッセイとは確実に違うものなわけで、書いている「私」と書かれている「私」が別々なものとして精密にコントロールされています(いい作品ならば)。そこから、虚構とは何か、私とは何か、と言った方向に思いを馳せるのが書き手としての楽しみ方かな、と思ってます。
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異なる時代や社会の作品を理解するためには、その時代、その社会の状況を理解する必要があると思います。漱石は近代化によって伝統的な共同体が崩れ個人主義のなかで人々が孤独と不安に陥っていく様を生涯を通して描いていました。「吾輩は猫である」は新聞に連載されて人気を博していましたが、これも例外ではありません。読者たちも時代の空気や未来の気配に対する敏感な感受性があったのではないかと私は想像しています。 漱石の文には禅書からの引用が非常に多く、禅と基礎的な漢語の教養がないとちゃんと読みこなすことは難しいと思います。 ことほど左様に、作品と読者が置かれた文脈への理解なしには小説の評価は難しいものだと思い
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明治の文豪は一級の教養人ばかりで、だから漱石の文明論など未だに輝きを放っていると思うのですが、年月を経るにしたがって、小説はほんとうに「小さな」取るに足りないものになってきたように思います。昔は良かった、ではなくて幕末明治の頃が特殊だったのでしょうが、今が衰退の時期であることも確か。私は退場していく世代ですが、若い人たちには、未来のためにできることをよく見据えてもらいたいと思っています。
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書きたいものと売れるもの、そのギャップがない人や、上手にギャップを埋められる人が生き残っていくんだろうなとは思います。
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出版業界全体が委縮してしまっていて、誰もリスクをとって新しいことをやろうとしなくなっているそうです。だいぶ以前から。手っ取り早く確実に業績を上げられるから、既にあるものの真似をする。それを繰り返していると文化は痩せていくと思うんですけどね。 私が「道に落ちているもの」の比喩に込めたのは、「既に値段の決まっている、お金で買える価値」と言う意味です。ひつじねこさんの世界に対する眼差しや行為は素晴らしいと思うし、尊敬しています。 私も、雨に濡れてキラキラ光る石を拾って帰る子供でした。で、翌日乾いたそれを見て、あのキラキラはどこへ行ってしまったのかと思う。その、つかの間現れて簡単に消えてしまうものを
@ikaru_sakae:実戦の試合でこそ、技術やメンタルが磨かれる件。 サッカーとか野球などのスポーツでよく言われていますが、 ピアノ演奏もわりとそうだな、って近頃思いました。 私は週5回、幼稚園の始業前とお迎えの時間とに 雰囲気づくりのBGMとして教室の隅でピアノを弾いているんですけど、毎日毎時間、練習じゃなく人に聞かれる本番である、っていう設定は、心を強くし、演奏技術というか演奏する度胸や機転みたいなものが 日に日に向上する感じしますね。 あと、ピアノ演奏はゴルフのラウンドに似ているな。っていうのはちょっとだけ思いました。まあ 私が3分くらいの曲ばかりを何曲も続けて弾いているからかもしれないのですが、それはちょうど、ゴルフで1打ごと、1ホールごとに攻め方を考えながら集中して打っていくのと脳内で起こっている現象はけっこう近い気がしました。 「おお、ちょっとチャレンジしてみたけど外れてしまった。ここは無難にリカバリして、なんとかパーでおさめよう」「む、これはやったことがないけど、ひとつ、思い切って打っていくか。リスクはあるけど、外してもここでの失敗はそれほど後にひびかない」「くわぁ! 今のは最低の一打だった! しかしここでメンタルを乱してはいけない。冷静に、冷静に、このあとリカバリしていくのだぞ」 …とか、1曲1曲、1つの流れごとに、攻めとか守りとか ささやかなチャレンジとか守りとかリカバリとか いろんな物事が脳内で連続的に起きていくんですよね。そして失敗してもそこでゲームがすぐ終わるわけではないので、ねばり強くトータルでスコアをそろえていく。っていう、 なんでしょうね。ピアノを弾きながら、架空世界のゴルフコースをまわっているみたいな感覚がありますよ。まあ、私はゴルフは、大学のときの1年間、体育の授業でやったことがある程度なので、そんなすごいプロの技術やメンタルまでは備えていないのですけどね!
tetsuya@闘病中
「ライブの練習はライブでしかできない」と、某アイドルさんが言ってましたね。練習と試合は別物。
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たまに、なんともなく歩けるときや、空のキレイさ目に飛び込んでくるときは、健康な人にはわからんレベルの感動がある気がします。
こんにちは。ラノベを生み出した世代として申し訳ないのですが、私自身はラノベ的なものがわかりません。理解したり楽しんだりするための教養や経験が欠けています。 固定になっている作品、途中まで読ませていただきましたが、正直、よくわからなかったです。 おそらく、若い世代のためのいろいろな配慮が、古い世代にとっては読みにくさになってしまっているのではないか、と思いました。 戦略思想がちがいすぎて、清涼さんの糧になるような感想は浮かびませんでした。 ただ、小説には「これが正解」と言う形はないものと思います。 読者の支持がすべてとおもっているわけではないですが、多くの方に読まれていることは、一定の自信を持っ
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中国はじつは民衆の蜂起、民衆が起こす争乱というのが昔から頻繁に起きている国です。暴力の矛先が共産党政府に向かうことはめったにないですが、民衆どうし集団でボコスカなぐりあうのは日常。我々とは秩序感覚が根本的に違います。 中国の民主化をもくろむ団体というのがいくつか海外にあって、そのひとつは先日「中国で暴力革命をやるんだ」という宣言をしてますね。 ネット上では裏の取れない情報があふれていて、もうなんだかわからないありさまですが、ぷーさんの求心力がすごい勢いで落ちてるのは確かかと。 少なくとも、日本が記憶してるようなかたちの戦争にはならないんだろうなと、私は思ってます。
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ああ、そういう人だったのですね。東京裁判を回避していたとは。 そっちの方面は、ふわっとした知識しかないので、勉強になりました。 ありがとうございます。
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うーん、近いのかな。近いかもです。
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辻政信ですか? 南方で自ら外交をやろうとして失踪した、とまでは聞いていますが、よくわからん人ですね。虚像が大きすぎて実体が見えないというか……
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ご覧になった3都市いずれも共和党の強い州なので、古いアメリカがまだしも残っているところでしょうねえ。カリフォルニアやニューヨークの大都市だと、また違った景色が見れそうです。 ストリートビューも、常に最新の映像というわけでもないので、そこも注意が必要かと。
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今のところ生きてはいますが、日常のなんでもないことがちゃんとできなくなってきているので、不慮の事故の覚悟はしています。書くべきものは、もう書いたので、心残りもないのですが。
畑で人を収穫かー。ロシア兵かなw ま、大丈夫か。 レーティングは18禁だと思ってましたが、違ったかも。ガイドライン見てきます。
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ソーサリアン懐かしいですね。 冒険に出てない間の、生活者としての職業がシステム上重要なのが、想像力をかきたてた思い出。 ゲーム内に時間がちゃんと流れていて、キャラクター達もNPCも確かに生きているように感じられて、稀有なゲーム体験でした。
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拝読しました。 さわやかな読後感の残る良い作品だと思います。 あえて指摘するところを探すならば、エリックを大統領としたことで、少し無理のある感じ、不自然さがでてしまったのではないかな、と思えることです。民主政権樹立直後の多忙さや困難さが、あまり感じられないというか。 リアリティや描写の解像度をどう調整するかと言うのは、作者の匙加減だと思いますが、一読者としては気になりました。 直接関係ありませんが、昔、東北で地震があったあと、いろんな種類のアーティストが被災地にでかけていっていろんなパフォーマンスをしていったそうなんですが、アーティストと支援者の間には結構な温度差があったというか、はっき
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私は逆にラフマニノフが思い浮かびませんでしたよ。今ググって経歴を知りました。 カラヤンは、なんというか独特な人ですよ。小説の題材にはいいんですが、主人公としてはちょっと、という。 戦後ドイツというのはいろいろタブーが多いらしく、語られない部分を探るのが非常に楽しいです。 冒頭から三分の一ぐらいまで来ましたが、楽しく読ませていただいてますよ。
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そうですね。言論空間は公共のものでないと、事実を嘘で上書きしたり、特定の意見を見えなくしたり、いろんな操作がまかりとおってしまいますよね。国営にすると中国みたいになっちゃう可能性もあるわけですが。結局、旧2ちゃんねるみたいな無法地帯がいちばん健全なんじゃないかと最近は思います。
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 そうですよねえ。  わからないことをまず認めて、なんとか寄り添おうと努力する。その通りだと思います。  今、みんな余裕がない。世界中ほとんどの人が余裕がないんだと思います。  他人のこと考えて、優しくありたいなんて人は、まっ先に潰れていく。  胸をおさえてうずくまっていれば、「大丈夫ですか」って誰かがそばに来てくれる。  でも、頭抱えてうめき声をあげていると、誰も近づいてこない。  それはそう。怖いもの。私だって、こういう身体になる前はそうだったと思います。  でも、今の自分は、心を病んでる人のいろんな行動を理解できる。あなたの苦しみは、あなた一人のものではない。そう伝えることができる