3000字とは考えられないほど作り込まれた世界観で、最初から最後まで引き込まれて読んでしまいました。 全体を通して登場する漆の存在も、物語の美しさに一本線を通していて、すごく艶のある世界観に想像力を掻

めちゃくちゃ楽しかった！というのをレビュータイトルにしようと思いましたがホラージャンルなので控えました(笑) いや、ほんとに、すごく笑って楽しかったです！！ 怪奇なのにコミカルに会話が進み、それでも「

読み終わってから、「どこに単語入ってた……？」ってなるほど、どのひとつも浮くことなく必然的に使われていてあまりのストーリー＆文章の滑らかさに唖然としました。 そしてボーダーラインという題名でストレー

悲しさの中に優しい気持ちになれる、ひそやかでひたむきなストーリーでした。 大所高所ではなく個で語られる人と人との絆は、決して失くしてはならないものだなと思わされました。 使われていた単語が自然すぎて全

芸術がそれだけで独立して美しくあるということと、極めた芸術はプロパガンダに利用されざるをえないということは表裏一体の関係にあるなということを気付かされる作品でした。 淡々と骨太のテーマを描かれていて素