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つるよしの

いじめはなくならない、だからこそ。

個人的な話をしますとわたしもいじめられっ子であり(ただここまで壮絶ないじめではなかったのですが)共感しながら、時に自分の苦しさを思い出しながら読み進めていただきました。そしてよくもここまで克明に、赤裸
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つるよしの

この主人公の毒と鬱憤には、誰もが見覚えがあるのではないか

短いながらも、衝撃作であります。 正直、ラストに救いの1行もなく、現代社会の抱える闇を体現したような主人公に正義の鉄槌もなく、読み手は突き飛ばされたような気持ちで物語の終了を迎えさせられます。 でもそ
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ただ平熱のままで、この世を生きていく覚悟

出会いもあるし、別れもある。 だけどそれが物語の全てではなく。 事件は起きるし、主人公のターニングポイントになるような事故もある。 だけどやはり、それもドラマチックに物語を掻き立てるものではなく。 平
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つるよしの

青春の「爽やかさ」と、人間本来の「美しさ」について

個人的に、物語の舞台が身近な場所であったこともあり まずはそこに引きつけられるように読みました。 ですが途中から、それ以上の味わいをストーリーから感じるようになりました。 美術部を舞台に、主人公の成
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つるよしの

「人」は「人」を信じながら、世界を変える勇気を発揮できる

読了しました! 主人公の月の国のルカ。 頼りなくてヒーローヒーローしていないのが何よりの魅力です。 それがそのままこの話の醍醐味かも知れません。 全体を通して、ルカの成長物語ともいえるかもしれません
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リアルティある残酷さに肌が粟立ちます…

正直、今まで当サイトの中で読んだ小説の中で(まだ日が浅いので僅かしか読めていませんが)一番怖かったです。女という存在に立ち戻った幸せ、そこから引き返せなくなりさらなる悲劇を予感させるラスト、一度関係を
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これは希望の物語

読了しました。キャラクターの魅力がそれぞれ際立ち、また、こまやかな世界観の設定がしっかりしているので、あれこれ想像を巡らせながらも、続きを楽しみに読み通すことが出来ました。 ハーシェルの王族らしからぬ
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意味深なタイトルが示す、悦びの先に待ち受ける結末は、一体…?

前半部まで読了いたしました。 女神として崇拝、同時に運命に拘束された主人公が、ひとりの男性に、ひとりの人間として愛されるまでのストーリーに胸ときめきました。物語に登場する各国の設定なども細かく見事で、
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誰かを好きになるって、いいよね、いいよね……!

BL・過激表現……で、タヌキ?? という先入観はばっさり捨てて読んでみるが良いです。 ほんとうに性的なシーンもばっちり描かれているけど、そういうのに えっ?となるのはまずナシで読んでみるが良いです……
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心がほっとするような、でもその安堵感に、気持ちかき乱されるような。

2章はじめまで拝読しました。 おだやか魔王、というからにはコメディかとタイトル拝見したときは思ったのです。 「おだやか」な「魔王」。そんなんいるんかいな、ギャグかしら、と。 ところがどっこい、たしかに
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主人公の心の機敏に引込まれます。

第3章まで拝読しました。とても面白かったのでレビュー失礼します。 誰にでも、最初から恋だどうだってのじゃ無くても、どうしても気になってしまう存在って、いますよね。そんな、アリヤにとってのソラノ。そのア
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突飛でコミカルながらも、綿密に練られたタイムスリップもの!

歴史は日常の積み重ね、ならその中で生きるどんな偉人もただの人。 そんな視点から書かれたタイムスリップもの。 とにかく面白いです。 設定のユニークさもさることながら、陰鬱な印象しか無かった文豪をこんな人
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サラッと読むつもりが

…さらっと、気軽に読むつもりが、気が付いたら頁に釘付けになってました。 「あと5分」。 同じ人が同じ口で言うにしても、全く異なるその、意味合い。 しかもいつかは誰にでも来る風景。 短い中にも、登場人物
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つるよしの

問われるのは、普遍的な命題

刑事ものの形を取っていますが、人間と獣人という、世界を二部する 「自己と他者」という概念から、 「理解の及ばぬ他者とどう関われば良いか」という、 普遍的な命題に挑戦された小説と感じました。 事件の進
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つるよしの

言葉のひとつひとつが深く、いとしい。

複数の人間模様、そして交わす言葉のひとつひとつ(どれがいいと挙げられないほどどれも深い)がにじみ出す少年たちの生き様。 どれもが、いとしいな、って思いました。 若さを生きるってこういうことなんだろうな
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つるよしの

タイトルに惹かれて読みはじめました。

まだ途中までですが。 成人女性ならではの生きにくさ、生き苦しさ。 そういったものに真摯に向き合い、ときには逃げ出したくもなりながら 考えさせられる。共感しつつも、反発しながらも、引き込まれます。 これ
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