エブリスタ
2014/7/13
「俺、流雲。お前のこと、そんな好きじゃねえけど、やんならどーぞ?」

「知らね。そんなやりたいなら他いけよ。俺ならそうするわー」

 いきなり蹴り付けた。

「俺に何様のつもりで話しかけた?俺は大卒なんてクソ喰らえって思ってるんだぜ」

 大学受験を前に、まったくやれやれだぜ。

「勉学しても手にできるとは限らない金。それでもお前はそのまま志望すんのか?職種は小説家って言ってたくせに!」

「なんだ、お前も、諦めきれない夢があるのか」

 痛んだ腹部をさすり、サロマは立ち上がる。

「俺、多分二浪するんだ。それでも親がいいって言ったから、行くんだ」

「へ、しがねえな。俺ならバイト兼業でも小説家に全投資するけどな」

 そんな流雲の一日でした。
 ザ、王子!
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