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真(シン)さん [「英雄の伝説」へのレビュー]
2014/8/15
僭越ながら、最初のレビューを書かせて頂きます。
 
相変わらず、マッシーさんの作品は面白い。
流石です。
 
終戦記念日に、継続する戦いの話。
しかもその原因は、鉱物資源の奪いあい。
現代でも現実に起こっている話ですね。
 
登場人物たちは、兵学校の若者たち。
そして、兵士として育てあげるために、過去の普通の兵士を過大な英雄に仕立てあげ、盲信させる。
殺すことが正義だ!
撤退は死に値する!と。
 
ここには、70年前の日本が投影されていますね。
洗脳という教育が。
 
それは、今も続く。
隣国の脅威を煽って、集団的自衛権を成立させた。
一部の鷹派の思想で、日本は危ない国の仲間入りをしようとしています。
 
最後は、英雄の代わりに…どんな恐ろしい、大義名分が飛び出すことやら。
 
 
お題の無償の愛は、タイトルに感じました。
普通なら、伝説の英雄とすべきを、英雄の伝説とされたところにです。
戦わないことも正義だ。
撤退も勇気だ。
死ねば家族が悲しむ。
生きて帰ることが、最大の愛だ。
 
ケンカや格闘技で、生身の戦いをしたことがあれば、学ぶことが一つある。
それは…恐怖だと思います。
負けるかも知れない。という恐怖です。
でもこれは、戦わないための立派な抑止力だと思っています。
 
長々と書きましたが、あとがきにも感銘を受けました。
ただ、一番驚いたのは…マッシーさんが独身だということかも(笑)
 
素晴らしメッセージがこもった作品でした。
ありがとうございます(*^^*)
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