第１５話 約束のハグ

「俺は必ず…戻ってくっから」パパの前で突然のハグ！？

SD-15.パラノイアの隘路

今でも女は嫌いだ。男には到底理解できない理由で、嘘を吐く。

SD-9.身体は心の容れ物

いっそ気まぐれでも戯れでも構わないから、俺のとこに来てくれないだろうか。

SD-12.艶めかしい破滅

キスで窒息死したなんて話は聞いたことがない。

SD-13.乾いた身体を潤して

俺は、女が嫌いだ。……大っ嫌いだ。だからよけい、泣かせてはいけない。

SD-10.凍えた身体には甘い痺れを

本当に締め付けて欲しいのは指なんかじゃねえ。

接近

愛嘘-5.忘れていいけど、忘れない

「お前、俺と付き合ってるのがそんなにいやなのか」

愛嘘-8.自己満足は嫌い

「なんで待たなきゃいけないの。兄さんには好きにさせるんだろ」

雪月花の時

親の決めた許婚。そんなもの、愛せるはずがない。……そう、思っていた。

愛嘘-7.求める、応える

「……困ることはしないから。いいから任せてろ」

愛嘘-4.関係アップデート

「嫌なんだよ。……志緒が、兄さんと深く関わるのは」

SD-7.圧縮される世界

なんというか、すっかり溺れていた。

SD-8.爆弾低気圧、発進

開かれたその艶やかな口唇に、吸い込まれるように口づけた。

SD-6.忍ぶれど

そんなつもりはないだろうが、頭を撫でる指先がその動きだけで俺を赦していく。

愛嘘-18.あからさまな秘密

「だから、仕返しってわけじゃないけど。私、彼に随分ひどいことした」

愛嘘-15.それはまるで、毒のよう

「相変わらず、平和な思考だなぁ」

愛嘘-16.孤高の嘆息、偏執の寵愛

「ああ、みっともねえ。こんなこと話すはずじゃなかったのに」

愛嘘-17.止まらぬ唯我独尊

「……才能ある人は言うことが違うなあ」「はん、売れるもんが人と違うだけの話だ」

サディスティック ドラスティック-1.はじまりはトラウマ

あの日から俺は、女が大っ嫌いだ。

SD-3.崩れ然る固定観念

なんで、全部気持ち悪いんだろう。……お前以外。

第２話 悪魔があたしに忍び寄る

「ハグしていい？」 いぢわる悪魔のご乱心！【注】果実は熟して食べましょう

SD-4.真っすぐ捩れる恋心

「嫌いな人についていくほど、女の子は我慢強くないわよ」

SD-2.爆弾低気圧のつくりかた

「子どもなんて、すぐ大きくなる。……女の子は特にな。早いぞ」

愛嘘-19.届かなかったラブレター

「──意地悪とか、悪戯せざるを得なかった。お前が困ってたのは知ってたんだけど」

愛嘘-10.飽くなき追従

「……えらく大人な質問だな、そりゃあ」

愛嘘-12.矛盾の恋心

その彼の仕草が、嘘をついた時の仕草だってことに、とっくに気付いていた。

愛嘘-13.猛然と下される制裁

「タクちゃんがそんなので済ますわけないじゃん」